今回は招待券を頂き、東京ビックサイトで開催された「コンテンツTOKYO 2022」「第2回XR総合展【夏】」に参加してきました。
歩いているだけで新しいサービスや企業について知ることができ、無料でセミナーも聴講できるなど、クリエイティブの力を肌で感じまくる当イベント。
イベントの概要と併せて、筆者が会場内を歩いていて気になったサービスや企業についてご紹介します。
コンテンツ東京2022 第2回XR総合展【夏】
開催概要
“コンテンツ制作、映像・CG制作・広告デザイン・ブランディング、権利・IT・最先端デジタルテクノロジーなどが出展。メディア、エンターテイメントや企業の宣伝・マーケティング部門の方々が来場し、活発な商談が行われています。
貴社ビジネス拡大のために、ぜひご出展ください!“
引用:コンテンツ東京とは
※本店は業界関係者のための商談展となり、一般の方は入場できないためご注意ください。
構成展
以下から構成されるコンテンツ東京2022と、第2回 XR総合展【夏】から成るイベント。
・第12回 ライセンシングジャパン
・第11回 クリエイターEXPO
・第10回 映像・CG制作展
・第8回 先端デジタルテクノロジー展
・第8回 広告クリエイティブ・マーケティングEXPO
会期・開場・主催
・会期:2022年6月29日(水)~7月1日(金)10~18時
・開場:東京ビックサイト 東1~3ホール
・主催:RX Japan株式会社
企業が来場するメリット
1,150社が一堂に出展するコンテンツ東京では、多数の企業やクリエイターと直接話をすることができるため、効率的に製品やサービスを比較・検討することが可能です。
新しい企業に出会うことができ、思いがけないヒントや解決策を見つける場としても来場者を集めています。
その出展数からもわかるように、広い会場内には所狭しと企業やクリエイターのブースが立ち並びます。ある程度目星をつけたうえで参加しても良いですが、場内を歩き回るうちパフォーマンスや製品に惹かれて立ち止まり、そのまま話を聞けるのもこのイベントの醍醐味。時間には余裕をもって来場することをおすすめします。
無料セミナー
当イベントでは各日、業界のトップがさまざまなテーマについて語る無料セミナーを開催。コンテンツビジネスやマーケティングのノウハウなど、さまざまなジャンルの最新の動向を学ぶことができます。
下記「DAOが実現する新たなエンタメ制作とは」に参加したところ座席の多くが埋まり、皆さん真剣な面持ちで聴講していました。
イベント一部抜粋
情報飽和時代のコンテンツビジネス (協力: 新R25)
情報飽和時代を生き残るコンテンツ制作と発信のカギ
2022年06月29日(水)|12:30~13:30
登壇:新R25 編集長 渡辺 将基、アトム法律事務所弁護士法人 アトム弁護士法人代表 岡野 武志、(株)ケイコンテンツ 代表取締役 平山 勝雄
クリエイターエコノミー時代の到来 (協力:クリエイターエコノミー協会)
クリエイターエコノミーの成長展望 ~今後の課題と広がる可能性~
2022年06月30日(木)|12:30~13:30
登壇:UUUM(株)執行役員CMO 市川 義典、note(株)noteプロデューサー 徳力 基彦
DAOが実現する新たなエンタメ制作とは
日本初のエンタメDAO『SUPER SAPIENSS』が目指すクリエイターエコノミーの形
2022年07月01日(金)|10:00~11:00
登壇:(株)オフィスクレッシェンド演出家 映画監督 堤 幸彦、(株)プロダクションI.G映画監督・演出家 本広 克行、(株) 共同テレビジョン第一制作部 ゼネラルディレクター 佐藤 祐市、(株) アットムービー代表取締役・プロデューサー 森谷 雄、(株) Thirdverse代表取締役CEO・ファウンダー/(株) フィナンシェ 代表取締役CEO・ファウンダー 國光 宏尚、(株)コルク代表取締役社長 佐渡島 庸平
会場内の様子・気になった企業
furari
「人と街をつなぐ、これからのスタンプラリー」furari。イベントや観光スポット巡りなど、あらゆるシーンにおいて活用できるスタンプラリーサービスです。QRコードやGPS認証、キーワード形式、電子スタンプ形式といったようにスタンプ取得方式を選択することができ、活用したいイベントに合わせてカスタマイズ可能。
非接触型でのスタンプラリーも可能ということで、これからのイベント開催において汎用性のあるアプリなのではないかと思いました。
OptiTrack
ひと際人を集めていたのがこちらのブース。OptiTrackは、赤外線LEDを搭載したカメラと三次元トラッキングソフトウェアからなるモーションキャプチャシステムです。
ブース内では、ウェアを着た女性が動くとほぼ時差ナシで画面に映る女性が同じ動きをするという、リアルタイムでの描画が行われていました。全身・顔・指のすべてがモーションキャプチャされており、細かい動作やまばたきまで再現される様子は近未来そのもの。
より身近なものとなれば、オンライン会議ではお互いにデジタルヒューマンで…といったこともあり得るのかもしれないなと思いました。
岡本製作所
遊園地機械を企画・設計・製造・販売している岡本製作所のブースでは、「スーパースインガー」という大きなアトラクションが設置されていました。
会場内のみ人力で動かしているのかと思いきや、製品ページをみたところ「人力で動かすアトラクション」だそうです。低電力のECO遊具というものを初めて見たため、思わず立ち止まってしまいました。
SWIMMER
2018年にブランドが終了したSWIMMERですが、2020年に株式会社パティズにより復活。今回の出展を見つけ、ドンピシャ世代の筆者は駆け寄ってしまいました。
衣料やファッション小物、文具などさまざまな雑貨を取り扱うSWIMMERの特徴は動物やスイーツをモチーフとした可愛いらしいデザイン。企業やキャラクターとのコラボ商品も発売されており、あの頃の憧れのブランドとコラボできたら…と考えている自分をみて、月日の経過を感じました。
筆者後記
デジタルテクノロジーやXRに詳しいとはいえない筆者でしたが、隅から隅まで活気に溢れた会場や貴重な話を聞くことができるセミナーに触れ、弊社でも活用できることは無いか?と考えるのが楽しかったです。
次回、コンテンツ東京2023は2023年6月28日(水)~6月30日(金)の開催予定。コンテンツ制作や最新のデジタルテクノロジーに興味のある企業の方は、ぜひ参加を検討してみてください。