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書道家インフルエンサーに聞く!個人事業主のメリットデメリット

インフルエンサーと聞いて、どんなことを思い浮かべますか?「時間や場所にとらわれず、好きなことを仕事にしていそう」と思う人も多いのではないでしょうか。

今回は、「トラベルワーク」という働き方を打ち出している株式会社アステルが、書道家インフルエンサーの「Hikari(雅号/和羽)」さんにお話を伺いました。

書道家インフルエンサーの傍ら、ゴルフ雑誌のイメージモデルのお仕事もされているようですよ。さまざまな経験を持つ彼女に、書道家になったきっかけや今後やりたいこと、彼女にとっての「働く」ということの意味などを聞いてきました。
彼女の魅力がたっぷり詰まった記事ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

Hikari(雅号/和羽)さんの略歴

<プロフィール>

名前:Hikari(雅号/和羽)
肩書:書道家・モデル
出身地:千葉県

Instagram:@ぴいHikari


ー今日はお時間いただきありがとうございます。早速ですが、Hikariさんの簡単な経歴を教えてください。

最初は芸能事務所に所属し、さまざまなイベントなどに出演していました。今から8年程前に「書道」と「ゴルフ」を軸としたインフルエンサー活動を始め、現在はGolftoday(三栄書房が出版するゴルフ専門雑誌)のイメージモデルもやらせていただいています。

ーそうなんですね!イメージモデルとしてはどんなお仕事をされているのでしょうか?

Golftodayは月に1回コンペを主催しているので、イメージモデルとしてコンペに参加しています。また、他のゴルフコンペやゴルフイベントに出向くこともあります。

ー雑誌のイメージモデルがきっかけで、ゴルフ雑誌以外のお仕事依頼がくることもありますか?

はい、ゴルフのお仕事をきっかけに新しいお仕事のご相談や、DMをいただくこともあります。

インフルエンサー活動について

ー最近ではゴルフインフルエンサーも多くなってきましたが、Hikariさんがインフルエンサー活動を始めたという8年前の頃は、まだSNSでゴルフを軸に活動している人はいなかったように思います。

そうですね。インスタグラマーが流行りだした時期で、当時はフォロワーが5000〜1万人いたらインフルエンサーとして活動出来ていた時代です。

ーHikariさんは現在たくさんのフォロワーがいますが、どのように増えていったのでしょうか?

1万人までは毎日時間を決めて投稿し、1日2投稿する時もありました。写真や文章にはこだわって投稿したいので、当時から1つの投稿を作成するのにしっかり時間をかけるようにしていましたね。
また物撮や風景よりも、人物が写っている写真の方がフォロワーが増えやすいなど、自分なりに分析をして投稿をしていました。

ー日々の投稿の裏側には、そのような努力があったのですね。

インフルエンサー市場の変化

ー8年前と今のインフルエンサーに違いはありますか?インフルエンサー市場がどのように変わったのかぜひ教えてください。

今まではフォロワーの数が重視されていました。でも最近は「投稿の中身」と「人間性」がより重要になってきていると感じます。

ー「投稿の中身」とは具体的にどのようなものでしょうか?

いいね数・リポスト数・コメントといった「エンゲージメント」などです。最近はフォロワーに加えて、エンゲージメントを元にフォロワーからのリアクションを見る企業が増えています。
今はリモートでの商談も多くなりましたが、やっぱり企業としても直接対面してコミュニケーションをはかり、信頼関係を築いていくことが大事であるというのは今も昔も同じだと感じます。

ー「人間性」という面では、具体的にどのようなところを見られていると感じますか?

お仕事の面で言えば、自分の仕事が本当に好きか、どういう想いでそのお仕事をしているかは、話している中で自然と伝わると思います。
同時に人としての思いやりや感謝の気持ちを持つことは信頼に繋がると感じています。

書道家の仕事について

ーここからは書道のお話も伺っていこうと思います。Hikariさんは書道家でもあるんですよね。

はい、小さな頃から書道をやっています。学生まで続けていたのですが、社会人になってからは日々忙しくなり、しばらくお休みしていました。でもやっぱり書道が好きだったのでもう一度一から習い初め、師範を取得しました。そこから数年は講師として活動し、その後は個人事業主の書道家としてさまざまな作品を作っています。

ー「書道家」という仕事は、具体的にどのようなことをするのでしょうか?

例えば店舗のロゴや看板、書作品の制作、企業理念や社名、年始には今年の目標を色紙にを書くこともあります。

ーお店や会社からの依頼が多いのですね。

はい。ただ、命名書や、名刺のお名前など会社以外に個人でのご依頼もあります。
書道家とゴルフは遠いイメージだと思うのですが、有難いことに、ゴルフでのご縁から書道のご依頼を頂くこともあり、お仕事の幅も広がっていっているように感じます。

アルバイト時代に気づいた書道の存在

ー書道家として、筆文字に関することはほとんどお仕事にされているのですね。なぜ書道家になろうと思ったのでしょうか?

私は元々好奇心豊かな方で、芸能事務所に所属していた時もエステや受付、アパレルなどさまざまなお仕事をしていました。
でも、途中で自分には「違うな」と気がつくことがあるんです。そして、自分が得意かつ人に喜んでもらえることってなんだろうと考えた時に「書道」だと思いました。実際に今は作品がお客さんの手に渡り、喜んでいただけた時は、このお仕事をしていて良かったと思います。
これまでのさまざまなお仕事で学んだことや経験が今に生きているんだと感じています。

ーさまざまな経験から書道家になろうと決心されたのですね。

そうですね。だから「好きかも」だけで飛び付かずに、自分の「得意」から仕事ややりたいことを探すのも大切だと思います。「続けられること=好きなこと」だと思うので。

働く際に大切にしていること

ーそんなHikariさんにとって「働く」とはなんでしょうか?

たくさんの人に喜んでもらうことです。「働く」の根本はそこだと思っています。自分本位に働くよりも、常にたくさんの人に喜んで欲しいと思っています。

ー相手に喜んでもらうために大切にされている言葉はありますか?

「初心忘るべからず」という言葉です。本質を忘れてしまいそうになった時には、必ずこの言葉を思い出し原点にかえるようにしています。

個人事業主のメリット

ーインフルエンサーはいわゆる個人事業主でもあると思うのですが、その楽しさはありますか?

毎日違う現場や場所に行くので、違う景色を見られて刺激をもらえます。場所にとらわれないのは楽しいですね。毎日が同じ繰り返しではない楽しさはあると思います。

個人事業主のデメリット

ー楽しいこともたくさんあると思いますが、もちろん辛いことや大変なこともありますよね?

私の場合、仕事道具を運ぶのが大変ですね。書道具もゴルフバッグも大きくて重いのですが、やっぱり自分のものを使いたいので自分で運んでいます。

ー確かにPC1つあれば、どこでも働けるような職種とは違いますよね。

また、いつお仕事が入るかわからないという難しさもあります。あらかじめ決まっていたら調節できますが、突発で入ってくることもあるので、日程調整が難しいです。

スケジュール管理について

ースケジュール管理はどうしていますか?

何が最優先かを見極めてスケジュール管理をすることを心がけています。
就寝前に翌日やることをメモに書いて可視化しておくとすぐ取り組めるので、いつもやることリストを書いています。
また、プライベートの時間として予定を入れない日を作る様にしています。

ー毎日忙しそうですね

正直、書道の作品制作は自分で区切りをつけない限り終わりがなく徹夜になることもあるので、時間の使い方は難しいですね。

ースケジュールを立てる上で大切にしていることはありますか?

時期によって何が最優先かを頭に入れておく様にしています。特にゴルフも書道もシーズンがあるので、その時はプライベートよりも仕事を優先すると決めています。

休日の過ごし方

ー毎日お忙しいと思いますが、休日はどのように過ごしていますか?

ゴルフをしたり、たまに旅行にも行ったりします。

ーそのような日はSNSを開かないのでしょうか?

投稿はお休みしますが、ついついくせで見てしまいますね。また、帰省した時や、少しの空いた時間でもなんだかんだ仕事をしてしまいます。完全な休日というのはあまりないかもしれないです。

ー「仕事をしていたい」という想いもあるのかもしれないですね。

今後挑戦したいこと

ー今後やってみたい仕事はありますか?

書道とゴルフを結びつけた新しいことをしたいです。また、小さいころから「自分の書道教室を持ちたい」という想いがあったので、それに向かい取り組んでいます。

ー本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。これからの活動も応援しております。

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