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八ヶ岳でワーケーション!映画みたいな夏休みを過ごしたい【2泊3日】

大人になると失うもの、そう、夏休みです。学生の頃より絶対疲れているはずなのに、休みが必要なはずなのに、訪れない夏休み。自然に囲まれた夏が描かれた洋画を観るたび「こんな風に過ごせたら…」と思っていましたが、今は簡単には海外に行けない状況ですし夏休みもとれません。

日本でも、社会人でもなんとか映画みたいな夏休みが過ごせないか?そう思い、考えついたのが「八ヶ岳でのワーケーション」でした。

今回は八ヶ岳で過ごした2泊3日の、映画のような?ワーケーションの様子をご紹介します。

八ヶ岳ワーケーション!1日目(日曜日)

まずは1日目。そろそろワーケーションにも慣れてきたので、1日は休みの日を確保しておかないとしんどいことがわかっていました。そのため初日は日曜日に設定し、出発です。

都内から約2時間半、JR野辺山駅に到着!

都内から電車で2時間半程度で、JR野辺山駅に到着。乗り継ぎも簡単であっという間に着きました。野辺山駅は「日本一標高が高い駅」と言われており、付近には標高1,375mの「JR鉄道最高標高地点」があります。
まずはタクシーで最高地点エリアへ向かおうと思い、駅に看板があったタクシー会社へ電話をしてみます。

タクシーで最高地点エリアへ

野辺山駅の最高地点

野辺山駅から約5分で到着。タクシーの運転手さん曰く「タクシー、今日は全部で2台しか走っていないよ」とのこと。運が良かったな…と思いつつ帰りのことが不安になります。

最高地点の踏切

近辺にある『レストラン 最高地点』で順番待ちをし、蕎麦を頂きました。天ぷらもコーヒーも絶品だったので、また行きたいと思うばかりです。

食後、急いでタクシーを呼んだところ同じ運転手さんに来ていただくことができ、野辺山駅まで戻りました。

『八ヶ岳高原ロッジ』へ!最高ロケーションで感動

八ヶ岳高原ロッジの外装

野辺山駅から送迎バスに乗り、木々の間を走ります。到着すると、まさに最高ロケーション。「私が求めていた夏休み、できそうだ…!」と興奮しつつチェックインを済ませます。

八ヶ岳高原ロッジの前の道路

八ヶ岳高原ロッジさんでの様子は下記の記事でたっぷりご紹介していますので、ぜひご覧ください!

近くの『美鈴池』まで散歩

美鈴池

到着早々、近くに池があるということで散歩に向かいました。この辺りは見渡す限り緑、緑、緑…。別荘のような建物も点在していましたが、基本的に自然に囲まれています。
初日はあいにくの曇りでしたが、しばらく黙って美鈴池を見つめていると次第に癒されていくのがわかりました。心なしか空気が軽く、都内に比べてさわやかな暑さで、「片頭痛が治りそう」などと呟いてしまうほどです。

このあとロッジに戻って夕食を食べ、空を見るとやはり曇り。星は見えなさそうだったため、明日は日の出を見るぞ!と意気込んで眠りにつきます。

八ヶ岳ワーケーション!2日目(月曜日)

一度4時台に起き、外を眺めるもどうやら曇っているということに気づき、というよりも眠すぎたため二度寝を決行。日の出チャレンジには失敗しましたが、優雅に朝食を食べて朝の散歩へ向かいます。

『せせらぎの小径』へ大冒険

せせらぎの小径

遊歩道マップで案内されていたせせらぎの小径が気になったため、少し時間はかかるようでしたが向かうことにしました。途方もない緑の中を歩き続け、「本当にここであっているのか?」と不安を抱えつつもGoogleマップを頼りに歩いていきます。

せせらぎの小径近くにいる蛇

途中で異様なオーラをまとう蛇に遭遇。危険な香りがしたため小走りで通り過ぎました。

想像以上にサバイバルな道のりだったため、運動靴・動きやすい服装で行くことをおすすめします。30~50分の間、自販機やコンビニなどもなく、水も必須かと思われます。

加えて、諦めて仲良くするしかない…と思うほどこの旅では大量の虫と戦うことになりました。長袖の服やロングパンツ、虫よけスプレーも持っていくことを強くおすすめします。

せせらぎの小径

険しい道を乗り越え、ようやくせせらぎに到着。せせらぎというよりは岩場を川が勢いよく流れており、気を付けつつ近づいていきます。人はおらず、まさに映画の世界のような場所でした。

気持ちよさそう!と思って川に足を入れてみると、もはや痛いほどの冷たさ。自然の洗礼を受けました。冬場は近づけなさそうです…

芝生に寝転び、青空休憩

青空の下で昼寝

ロッジ付近に戻り、広がる芝生に寝転がってみると無限の青空が広がっていました。仕事を開始しないといけない時間が迫っていましたが、「集中するための瞑想だ…」と自分に言い聞かせて空を眺めます。

イヤホンをつけて青空を眺めた数分間で、とんでもない癒し効果を感じました。夏休み、できているかもしれない…

思い出したかのように仕事祭

八ヶ岳高原ロッジで仕事

「そろそろヤバい」とここで部屋に戻り、思い出したかのように仕事をはじめます。少しでも非日常を感じるため、緑のみえる出窓で作業を進めました。

八ヶ岳高原ロッジでオンラインミーティング

タイに幽閉された社長とビデオ通話をし、なんだかトラベルワーカーっぽさを感じつつ作業をすすめます。

ロッジの近隣施設も楽しみ、夕食を食べるも、空の様子が気になって仕方ありません。「今夜は晴れるのか…?」そう思いながら雲よ消えろと念を送ります。

流れ星で感動…星空観測が最高すぎた

八ヶ岳高原ロッジで星空観測

ロッジでデッキチェアをレンタルし、星空観測に向かいます。ここで、今回のワーケーション及び大人の夏休みが大成功となることを確信しました。

これまたイヤホンをつけて星空を眺めていると、日々の疲れが癒されて自然の広大さに包まれます。いくつも流れ星を見ることができましたが、早すぎてなんの願い事もできません。とりあえず、トラベルワーカーである自分と会社に感謝…。

とこのまま眠りたい気持ちでしたが、仕事が残っていたため冷静な顔になり部屋に戻ります。

自然効果で仕事の効率アップ?

八ヶ岳高原ロッジで仕事

遊びの合間に仕事を行うのはしんどいのでは?と思いきや、自然でリフレッシュした効果か時間が限られているからなのか、サクサクと作業が進みます。
遅い時間になってしまって申し訳ない…と思いつつ同僚へ返信をし、明日に備えて眠りにつきました。

八ヶ岳ワーケーション!3日目(火曜日)

ついに最終日、朝食を食べてチェックアウトをし、帰りのバスまでの時間を過ごします。
3日目はもっとも天気が良かったため、もしかして美鈴池がすごくキレイなのでは…?と思い立ち、帰りのバスまで時間がないにも関わらずダッシュ。

『美鈴池』へ再チャレンジ

晴れの日の美鈴池

結果は大成功。初日の倍の速度で着き、ゼェハァ言いつつ写真を撮りまくったのち、また倍の速さでロッジに戻りました。とにかく自然とロッジと離れるのがなごり惜しく、悲しみながらバスに乗り込みます。

野辺山駅付近のカフェで作業

野辺山駅のカフェ

野辺山駅に戻り、電車までの時間に作業をしようと座れる場所を探します。しかしそもそも店が少なく、あってもまだ開いていない状態でした。

そこで見つけたのが、『take out cafe カントリー』です。野外の席でしたがありがたく座らせていただき、おいしいコーヒーを飲みながら持参のポケットWi-Fiにて作業を行いました。外の風を感じつつ、時折見たこともない大きい虫に襲われつつ、淡々と作業を進めていきます。

11時からの定例に耳だけでも参加しようと意気込んでGoogle Meetにつないだ瞬間、12時のチャイムが鳴り響きました。「あれ…?おかしいな」と思いつつ考えないことにし、作業に戻ります。自然の中では時間の流れが遅く感じるようです(大変申し訳ございませんでした)。

八ヶ岳で、映画みたいな夏を過ごせた!

電車が来る頃には疲れ果て、途中下車する元気もなくそのまま東京へ向かいました。帰還してからも、また作業の続きです。

結果的に、今回のワーケーションは大満足でした。正直、自然に心を奪われすぎてしまい作業時間が圧迫された面はありますが、「映画みたいな夏を過ごしたい」「夏休みが欲しい」といった悶々とした欲求が完全に満たされたように思います。

次のワーケーションの場所に迷っている方、自然を感じたい方、癒されたくて悶々としている方、ぜひ八ヶ岳を訪れてみてください。

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投稿者プロフィール

Travel Work 編集部 - 浅野
Travel Work 編集部 - 浅野
週休4日を目指して日々奮闘中のトラベルワークの編集部員。
さまざまなメディアのディレクション業務を経て、最近は自社メディア成長に血を注いでいます。

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