在宅ワーカーの1日って、謎に包まれていますよね?「自分は朝方だから、5時に起きて午前中には仕事を終わらせる」という方もいるでしょう。「1時間おきに仕事・休憩を繰り返し1日働いてる」こんな風な働き方だってできます。
今回は気になる在宅ワーカーのスクジュールを、主婦兼、サーファー兼、Webライターである筆者の例をあげてご紹介します。
1カ月の仕事量と報酬
まずは筆者の1か月の仕事の量と、どのくらい稼いでいるのかを簡単にご紹介します。筆者は現在、フリーランスのWebライターをしています。
Webライター歴は9カ月、フリーランスになってからは3か月目です。5年、10年と働いている人がいる中、経歴が浅いながらも趣味であるサーフィンにも週3日はいける自由な生活を手に入れています。そんな駆け出しライターの直近の収入は「13万円」でした。
商品の宣伝記事を書いたり個人ブログの代筆をしたりと、色んなジャンルの記事を書いて報酬をもらっています。1か月のスケジュールは下記のような感じです。オレンジ色の部分が休日で、青色がサーフィンをしに行った日になります。
・休日 2日
・サーフィン 13日
・1日の平均作業時間 6時間
・納品記事数 50本
・収入 13万円
丸一日のお休みは2日だけで、ほとんど毎日仕事をしていた3月でした。仕事量は少ないですが、月10万でも贅沢をしなければ暮らしていけるので満足しています。
在宅ワークの1日のスケジュール
筆者が正社員を辞めてフリーランスになった理由は、サーフィンでした。
「いい波があったらすぐ海にいけるような働き方をしたい」
Webライターはそのための手段なので、他のライターの方と比較するととても仕事量が少ないかもしれません。本音を言うと「生活できるくらい稼げればいいかな」と思うくらい、緩いフリーランスです。
下にまとめたスケジュールは、サーフィンに行った日のスケジュールになります。「こんな働き方もあるんだ」と、新鮮に思ってもらえたら幸いです。
5:00 起床
ライブカメラでの波のチェックから1日がはじまります。朝の時点でいい波があれば、この日の仕事は終了です。
誘惑に負けてそのまま海に行くこともあります。
基本的には朝ごはんを食べながらクライアントからのメールチェックをし、1日のタスクを確認します。
7:00 執筆
目が覚めてきたところで、依頼されている記事の執筆をします。
前の日に片付かなかった仕事や、突発の依頼を中心にライター業務をおこないます。
10:00 サーフィン
朝の仕事がひと段落したところで、海に向かいます。
自宅から車で30分、ドライブ中もストレス発散になります。
2時間ほどサーフィンをして、気分転換をします。
13:00 昼食
リフレッシュできたところで、帰宅して簡単にお昼をとります。
天気がいい日は、砂浜に座りながら持参したお弁当を食べることも。
コロナが流行る前はサーフィン後に鎌倉のカフェに寄り道もできましたが、今では完全に内食になってしまいました。
15:00 帰宅
家事や夕飯の買いものをし、やっと主婦らしいことを一通りこなします。
ここでクライアントから急用の案件がないかを確認し、なければお風呂をすませていったん仮眠をとります。
17:00 執筆
休憩が終わって目が覚めたら、また仕事にとりかかります。
月単位で納品する本数が決まっているので、進捗状況を確認しつつ進めていきます。
20:00 晩ごはん
旦那が帰宅して一緒に晩ごはんを食べます。
在宅だとどうしても1日の会話量が減ってしまうので、なるべく食事中はおしゃべりをするよう心がけています。
21:00 執筆
晩ごはんが終わったら、残りの仕事を片付けます。
修正依頼があった記事のなおしや、提出する前に原稿を再度チェックするなど細かい作業がメインです。ひと段落ついたら日付が変わる前には、就寝。
こんな感じで、サーファー兼Webライターの1日が終わります。
どうしても納期が重なったり、突発の案件があったりで海に行く時間もとれないくらい忙しいときもあります。そんな日は朝6時に起きて24時まで働き詰めで、集中力を高めるために朝・昼ごはんを抜いて仕事をします。
フリーランスは自由に仕事のスケジュールを組めますが、こうした急な仕事があるとサーフィンどころではなくなる日も月に3分の1くいらあるのが現状ですね。
サーファーがWebライターとして働くメリット・デメリット
「働かないと生活できない、だけどいい波があったらすぐ海に行きたいんだ!」サーファーなら誰だってそう思うはずです。
そんな仕事を変えてでもサーフィンをしたいと考えている方、ぜひWebライターを目指しませんか?
ここでは、サーファー目線でのWebライターの仕事のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
Webライターのメリットはたくさんあります。
そんな中でも、とくにサーファーにとっておすすめできるポイントをまとめました。
波があるタイミングでサーフィンができる
会社員サーファーなら、朝仕事に行く前にWebカメラで確認したときに形のいい波がセットではいっていると、「サーフィンしたい!会社行きたくない」とつい考えてしまうのではないでしょうか。
その点、在宅でできるWebライターは出社する必要がないので、時間が自由に使えます。波がないときは家で仕事、波がある日はサーフィンといったバランスのとり方が可能です。
まさにサーファーにとってうってつけの仕事といえます。
会社員と違い、Webライターはどこでも仕事ができるからサーフトリップも可能
Webライターはパソコンさえあればどこでも仕事ができ、サーフトリップが可能なんです。
会社員だとお盆や正月休みでなければ身動きは取りづらいですし、有給をとるにしろ休める日数には限りがあります。
フリーランスには、そのようなしがらみに縛られないメリットがあります。
いつだって車にボードを積んで、日本中のサーフポイントをめぐることも可能です。
メンタルヘルス効果もあるため、在宅ワーカーの運動不足だけでなくストレス解消にもなる
家で仕事をする在宅ワーカーは、体力が落ちてしまいがちです。あまり家からでないと、ストレスの発散方法に悩む方も多いのではないでしょうか?そんな方にこそおすすめしたいのが、サーフィンです。
サーフィンはスポーツではなく、もとはヨガの一種です。そのため精神面のリラックス効果も期待できるでしょう。
加えて消費カロリーも高いので、運動不足などの改善につながるかもしれません。
デメリット
Webライターとサーフィンの相性は抜群ですが、だからこそ注意しなければならないこともあります。
サーフィンを軸にすると、スケジュール管理が難しい
まさしく自分自身がこの問題を抱えています。
「できたら毎日、海にはいりたい」そんな気持ちがあるので、仕事の依頼を断ることもありました。サーフィンは波がないとできないので、どうしても波があるとつい海に行ってしまいスケジュールを押してしまうことも何度かありました。
サーファーがWebライターをするなら、自制心はないといけませんね。
サーフィン後に疲れて仕事にならないときもある
サーフィンは見た目以上にハードなので、気づいたらクタクタになって仕事ができないという日もあります。そのためスケジュール通りにいかずに、納期がギリギリになることも。
仕事とサーフィンの両立は、会社員以上に大変です。精神面、体力面でタフでなくてはなりません。