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フリーランス田舎移住の現実!お金がかかる?人付き合いが大変?

海で遊ぶ子供たち

満員電車の通勤に、高層ビルに囲まれたオフィス。週末に遊びに行こうと出掛けた先も人混みでいっぱい。そんな都会の喧騒を離れて、ストレスフリーな働き方ができるのが、田舎でのフリーランスのお仕事です。今回は田舎に移住するための方法から田舎で暮らすメリットやデメリット、注意点などをお伝えしていきます。

田舎で暮らすための方法

能登のイベント

田舎で暮らすことを決めても、「どこに住むのがいいかわからない」という人も多いでしょう。そこでここでは、自分にあった田舎暮らしをするための方法をご紹介します。

地元に戻るという選択

一番簡単な方法と言えば、住み慣れた地元にUターンをすることです。田舎暮らしをするのが不安でも、自分の故郷に戻れば土地勘もあるうえに親や友達や知り合いもいるので、何かと心強いですよね。知り合いが多ければ、仕事にもつながりやすいというメリットもあります。
その他、パートナーの故郷や両親の地元に戻るのもおすすめです。知らない土地で暮らすよりも、早くその場所に慣れることができるでしょう、田舎暮らしを考える場合は、まずは自分に何かしらつながりのある場所を検討してください。

移住フェアを利用する

大都市圏で開催されている移住フェアに参加することも、選択肢として考えられます。
新型コロナの影響で最近ではオンライン開催も増えており、どこに住むか決めてない方におすすめの方法です。
移住フェアでは全国の移住者を募集している市町村の職員や担当者が、その土地の特徴や移住者にお得な制度について教えてくれます。例えば、移住するだけで家賃や新築、リノベーション費用の一部を補助してくれる制度などです。
全国には魅力的な田舎がいっぱいあり、移住フェアは今まで知らなかった思いがけない場所に巡り合えるチャンスともいえるでしょう。

おすすめは移住コーディネーター

過疎地域になるほど移住に力を入れているため、各地域に移住のコーディネーターが地域のスペシャリストとして存在します。地域についてわからないことがあれば、何でも教えてくれるでしょう。同じ市町村の中でも、少し場所が離れるだけで地域性や人柄がかなり変わります。

気に入った場所が見つかれば、あなたに合う雰囲気のエリアかどうか相談してください。細かな部分まで話を聞いてくれるので、あなたにぴったりな場所が見つかるはずです。移住コーディネーターの人は移住者の方が多いので、先輩移住者にいろいろとアドバイスをもらってみてはいかがですか。

田舎でフリーランスとして働くうえで大切なこと

自然の様子

田舎と都会とでは、働き方や生活の仕方について考えるべきポイントが異なることがあります。そこでここでは、田舎で働くうえで大切なことをご紹介します。

とにかく人脈が大事

田舎は人が少ない分、人脈がとても大切になります。お買い物やイベント、遊びに出掛ける際など、必ずと言っていいほど知り合いに出くわします。さらに、田舎に行けば行くほど、いつどこで何をしていたかを細かく知られることも多いでしょう。
とにかく人同士のつながりが強いために、仕事で頼りになるのも人です。複業探しの際はハローワークやネットを頼るのも一つの手段ですが、やはり人脈が一番頼りになるといえるでしょう。田舎の企業のホームページは更新されていないところが多いため、ネットの情報には注意が必要です。

時間とお金のバランス

田舎では家賃が安い一方で、都会ではかからなかった費用が発生します。さらに近所付き合いの時間も増えるでしょう。時間とコストに余裕がでてくる一方で、田舎ならではの時間の拘束や費用が発生することも覚えておくことが大切です。うまく田舎での時間とお金のバランスを考慮して、生活するための準備をしましょう。

住む場所は慎重に

田舎では、住む場所によってWi-Fiや電話がつながりにくいエリアもあります。自然に囲まれた山の中で空気も澄んでいて気持ちよく仕事ができそうでも、電話やWi-Fiがつながりにくい可能性もあります。
そのため、ネット環境をモバイルルーターやスマホのデザリングで考えている人は注意が必要です。仕事でネットが必要な人は、ぜひ電波状況をチェックしておきましょう。

加えて、その地域との相性も非常に大切です。田舎では地域性が強く住民同士の交流も多くなるため、地域との相性が合わないと住みづらくなる可能性があります。事前に情報収集しておくことをおすすめします。

田舎で暮らすメリット

魚が獲れた

家賃や生活コストが安い

田舎の家賃は都会に比べると半額以下、なかには一軒家で1万円未満という家もあります。たった数万円で、一軒家の他に駐車場や庭、さらに山までついてくる物件もあるのです。田舎には空き家がたくさんあるため、近所付き合いをしていくうちに、使用していない空き家を無料で譲ってくれることもあるかもしれません。

さらに近所からのお裾分けも多く、野菜や魚がたくさんもらえることもあります。庭で野菜作りをすることもできるので、結果的に普段の食費はかなり抑えられるでしょう。

ストレスフリーの生活環境

田舎での通勤はマイカーが基本なため、満員電車のストレスを感じることもありません。さらに車や信号も少ないので、渋滞になることはほぼないでしょう。自然に囲まれながら、ドライブ感覚で通勤できるのです。家に帰っても近隣とのスペースが離れているため、騒音に悩まされることなく快適な毎日が過ごせるでしょう。

人が少ないからこその利点

人が少ないからこそ、都会ではニュースで取り上げてもらえないようなことでも、田舎ではテレビや新聞で取り上げてもらえることがあります。
たとえば仕事で地域に密着した取り組みをすればテレビや新聞に掲載してもらえることが多いため、自分をPRしたいと考えているフリーランスにはおすすめな環境です。特に田舎では競合も少ないため、知名度があがれば仕事の依頼も一気に増えるでしょう。

田舎で暮らすデメリット

雪景色

一方で、田舎暮らしをしていてデメリットを感じることもあります。特に、都会にいると感じられないようなポイントをご紹介します。

意外とお金がかかる

田舎では公共交通機関が整っていないケースも多く、一人一台の自動車が必要になることもあります。そのためガソリン代や税金などもかかります。さらに雪が降るところであればスノータイヤも必要です。

さらに、住むところによっては町内会費として年間数万円以上徴収されるところもあります。町内会費とは別に祭礼やイベント等のために費用がとられる地域もあり、加えて年間数万円がかかることも。これは毎年かならずかかる費用なので、「意外と出費があるな」という印象をうけるでしょう。

人付き合いや地域イベントが多い

田舎では地域イベントが多く、参加が必須なケースもあります。参加しない場合は罰金等を課せられることもあり、地域によってさまざまです。
地域によっては草刈りや清掃なども年に数回あり、祭りに関しては準備の段階から毎日参加が必要なこともあります。さらに懇親会などもあるので、週末や夜に集まることも増え時間がとられることも多いでしょう。近所付き合いが好きな方にはおすすめですが、苦手という方は人が少なすぎる地域は避けたほうがいいかもしれません。

お店や習い事の選択肢が少ない

人が少ないためか店も少ないことから、買い物の際のみならず学校や習い事を選ぶ際も選択肢が限られます。そのため、いつも同じ店で買い物をしたり外食をしたりということが増えます。加えて、子どもに習い事に通わせたい場合にも選択肢が限られるため、「子どもに好きなことをさせたい」と考えている場合は難しいこともあるでしょう。

田舎暮らしにはメリットやデメリットがありますが、人によっては捉え方はさまざまです。そのためまずは情報収集をして、移住する前に何度か現場に足を運び、自分との相性を考えてからフリーランスとしての田舎暮らしをスタートしてみてください。