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インドネシア移住のメリットデメリット!現地法人に採用してもらう方法は?

今回は「インドネシアに移住してみたいけど、どんな手続きが必要かわからない」「インドネシアに移住した時のメリットとデメリットが知りたい」こういった疑問を解決します。

筆者自身2年前からインドネシアに在住しており、充実した生活を送っています。個人的にはインドネシアに移住して正解だったと感じています。
記事の中では、移住のための具体的な手続きの流れやインドネシアで生活するうえでのメリットとデメリットについて解説しています。これからインドネシアに移住してみようかと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

インドネシアに移住するための3つのステップ

実際にインドネシアに移住するために必要な手続きは以下の3つです。

・インドネシアで就労する企業を決める
・日本国内でVISAの取得をおこなう
・渡航後KITASを取得する

この3ステップを踏むことでインドネシアに移住することができます。
今回は、現地採用というポジションでインドネシアで就労、生活するための方法について解説します。

ステップ1. インドネシアで就労する企業を決める

インドネシアに滞在するためには、インドネシアでの受け入れ企業を見つける必要があります。つまり、インドネシア現地法人に採用してもらう必要があるということです。
インドネシアに長期滞在するためには就労VISAが必要になりますが、この就労VISAを取得するには現地法人に発行してもらうしか方法がありません。
そのため、インドネシアに移住したい場合は基本的にインドネシアのVISAを手に入れる必要があり、そのVISAを手に入れるためには、インドネシアの現地法人に採用してもらう必要があるということです。

どうやってインドネシア現地法人に採用してもらうの?

インドネシアの現地法人に採用してもらう方法のひとつとして、「求人サイト」を使うことが考えられます。インターネットで調べれば、海外の現地の求人を見つけることも難しくありません。
筆者自身、2年前にインターネットの求人サイトのエージェントからの紹介をうけ、インドネシアにて現地採用として活動しています。
インドネシアに移住して生活したい場合は、『インドネシア 現地採用 求人』といったキーワードでネット検索することをおすすめします。

ステップ2. 日本国内でVISAの取得をおこなう

インドネシアにて受け入れてくれる現地法人が見つかったら、現地法人とコミュニケーションをはかりながら、日本国内でVISAを取得しましょう。
「インドネシアに渡航してから就労VISAをとるのでは?」と思うかもしれませんが、このVISAはインドネシアに入るために必要なVISAです。
つまり、就労VISAをインドネシアで習得するときに必要となる、インドネシアに入国するための入国VISAです。

入国VISAのための必要な書類って?

インドネシアに入国するために必要な書類は以下の5つです。

・パスポート(顔写真ページ)
・現地受入会社からの査証発給許可証・VBS/VTT
・現地受入会社作成の英文招聘状(しょうへいじょう)
・インドネシア移住者による英文自己推薦状
・英文経歴書

しかしこの入国VISA取得の手続きをするためには、に数回訪れる必要があります。加えて、VISAの手続きは煩雑なため、筆者は現地受入会社に「入国VISA取得の代行業者」の利用を提案しました。具体的には、こちらの日本橋夢屋という業者を利用しました。

コロナ渦でしたがレスポンスも早く、約2週間で入国VISAが取得できました。費用も2万円に満たない程度だったので受入先企業に進んで利用を提案しました。
受け入れ先企業によるとは思いますが、基本的にこういった入国VISA取得費用については現地就労開始後に清算してもらえるはずです。
大使館があるエリアの近くに住んでいない場合、移動や滞在の費用を考えると、業者を利用する方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いと考えられます。

ステップ3. 渡航後KITASを取得する

日本国内で渡航VISAを取得して無事に渡航できれば、基本的に移住者としてはやることはありません。
受け入れ先の企業の外国人就労担当者とコミュニケーションをはかりながらKITASを取得するために、必要な書類を提出しましょう。

KITASって?

KITASとはインドネシアに滞在するための許可証のことで、1年間で有効期限が切れるため1年毎に更新が必要です。インドネシアに入国するだけであれば入国VISAで充分ですが、インドネシアに滞在し続けるためには、このKITASが必要になります。

インドネシアに移住するデメリット2選

インドネシアへの移住というと、大変なことも多そう…と不安に思う方もいるかもしれません。実際、インドネシアへの移住には、メリットもあればデメリットもあります。
ここでは、筆者が移住をしてみて感じたリアルなデメリットについて2つご紹介します。

食生活が荒れる

インドネシアに来て一番気になるのは、野菜不足。海外で生活していると多くの日本人が感じるのは「野菜不足になった」「食生活が荒れた」ということです。
インドネシアで生活する場合、基本的には揚げ物や鳥肉がメインの生活になります。普段から野菜をとるように心がけておかないと、健康に影響が出る場合もあるでしょう。インドネシアに移住することを考えている人は、自炊などで食生活をしっかりコントロールする習慣を持っておくことをおすすめします。

孤独になりがち

日本人の移住先として人気な他のエリアに比べ、インドネシアにいる日本人の数は少ないと言えます。そのため、インドネシアで生活していると孤独になりがちです。
「社会人になると友人ができなくなる」という話もよく聞きますが、これと似たようなことで、交友関係を持てる環境が少なくなると必然的に1人になる時間が多くなります。

そのため、積極的に自分から交友関係を広げたり現地のインドネシア人の友人をつくったりなど、主体的に動いていく必要があります。受け身の姿勢ではなく、自発的な姿勢で交友関係を広げていくアグレッシブなタイプの人が海外での生活には向いているのではないでしょうか。

インドネシアに移住するメリット3選

インドネシア移住のデメリットをお伝えしてきましたが、もちろんメリットもあります。ここでは、実際の移住を経て感じたことを3つご紹介しますので、参考にしてみてください。

異文化体験ができる

インドネシアに限ったことではないかもしれませんが、日本と大きく異なった文化に触れられるのはメリットのひとつといえます。例えば、インドネシアでは原付のバイクに5人乗り、さらに全員ノーヘルという日本では信じられない光景が当たり前になっています。
その他、インドネシアと日本では食生活や気候などさまざまな場面で違いがあり、毎日異文化に触れることで新鮮な気持ちで生活を送ることができます。
こういった異文化ならではの非現実感を味わうことができるのも、インドネシア移住の大きなメリットのひとつですね。

生活費をおさえて貯金できる

インドネシアで生活費をおさえられる理由として、「食費が安く済む」ということが挙げられます。
例えば、インドネシア料理で有名なナシゴレンと言われる焼き飯は、150円ほどで買うことが出来ます。基本的に露店で売っている食べ物であれば、この程度の費用で済むのが嬉しいポイントです。

海外旅行が簡単

筆者自身が個人的に、インドネシアに移住する事の最大のメリットと考えているのは、海外旅行が簡単なことです。
インドネシアから簡単に行ける海外・観光地は以下です。

・タイ
・マレーシア
・シンガポール
・フィリピン
・ベトナム
・カンボジア
・オーストラリア
・バリ(インドネシア)

こうした東南アジアの国々を格安で観光できるのは大きなメリットです。
例えば、日本からシンガポールに観光に行こうとすると、大人1人当たり往復約12万円かかります。(時期によって変動あり)。
それに対して、インドネシアからシンガポールに行こうとすると、大人1人当たり往復約2万円で済んでしまいます。このように、インドネシアに移住すると東南アジアの近隣諸国に観光旅行するハードルがぐっと下がるのは、本当に大きな魅力だと感じています。

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ASTER

Travel Work 編集部

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