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こだま号にお得に乗れる「ぷらっとこだま」で旅費削減!使い方や注意点をご紹介

京都で2泊3日のワーケーションをしようと思い立った筆者。なるべく旅費を削減したいと色々調べていたら、「ぷらっとこだま」というプランを見つけました。しかし、この「ぷらっとこだま」はメリットがある一方で注意点もあります。
今回は、ぷらっとこだまの注意点とともに、実際の使用方法も紹介します。

ぷらっとこだまとは?

ぷらっとこだまとは、JR東海ツアーズから発売されているこだま号の片道チケットとドリンク引換券がセットになったパッケージツアーのことです。他の新幹線のチケットよりもかなり安く、チケットを購入できます。
今回は、東京から京都への指定席のチケットが10600円で購入できました。

▼京都ワーケーションの様子はこちら

また、ドリンクの引換券がセットになっており、駅のキヨスクでソフトドリンクや350ml以下の缶ビールに引換可能です。新幹線乗車前はドリンクを購入することが多いので、この引き換え券はありがたいですよね。筆者も午後の紅茶に引き換えをしてから新幹線に乗車しました。

ぷらっとこだまの注意点7つ

しかし、この「ぷらっとこだま」には、何点か注意点があります。一つずつ紹介していきます。

その1.各駅停車なので時間がかかる

ぷらっとこだまで乗車できる「こだま号」は各駅停車、かつほとんどの駅で「のぞみ号」や「ひかり号」を待避するため、時間がかかります。
今回の東京から京都でも、その他の新幹線では約2時間30分で移動できますが、こだま号の場合、所要時間は3時間30分ほど。通常より約1時間も長く移動時間がかかってしまいました。

その2.指定の新幹線以外は自由席も含め利用不可

指定の新幹線以外には、自由席を含め乗車不可です。そのため、1本前のこだま号に乗ることもできませんし、乗り遅れてしまったときも、後続のこだま号の自由席には乗車できません。もちろん、使わなかったチケットの払い戻しも不可です。

その3.途中乗降不可

区間内であったとしても途中駅からの乗車や途中駅への降車は一切できません。たとえば、東京ー京都の指定券であったとしたら、京都駅の前の米原駅では降車できません。
券面に記載されている駅以外で乗車・降車をしたい場合は別途乗車券、特急券の購入が必要です。

その4.自由席の利用不可

ぷらっとこだまの乗車券では座席が指定されており、指定された座席のみしか利用できません。そのため、乗車中のこだま号の自由席が空いていたとしても席を移動することは不可です。

その5.予約の変更不可

利用人数・乗車日・列車・座席位置等の変更はできません。変更をしたい場合、一度予約を取り消し、再度予約をする必要があります。
ただし、乗車日の前日から起算した10日前から取消料がかかってしまうので注意が必要です。

その6.市内や都区内の利用不可

通常のJR券とは異なり、東京都区内・山手線内・横浜市内・名古屋市内・京都市内・大阪市内区間などの特定都区市内では利用ができません。
そのため、JR線内であっても自宅の最寄り駅から新幹線の乗車駅までは別途料金がかかります。

その7.当日券は購入不可

予約はインターネットでも店舗でも前日まで。当日券の購入は不可です。

ぷらっとこだまの予約方法

ぷらっとこだまは、

・インターネット
・コールセンター
・店舗

の3つの方法で予約が可能です。

インターネットでは、出発日の1ヶ月前の11時より購入可能。締め切りは出発日前日の22時までです。コールセンターでは出発日の1ヶ月前から出発日の10日前(休業日を除く)までの申し込みができます。
店舗では、1ヶ月以上前から予約が可能ですが、期限はインターネット同様に出発日の前日までです。
つまり、前述しましたがいずれの予約方法でも当日券の発行は不可となっています。

発券方法

指定券の発券は、「JR東海の指定席券売機」または「JR東海ツアーズ店舗(きっぷうりば)」で乗車日7日前から乗車直前まで可能です(こちらはもちろん当日でも問題ありません)。

今回筆者は、東京駅の「指定席券売機」で行いました。券売機では、予約内容確認画面に表示されている受け取りコードと確認コードを入力すると簡単に発券できます。また、ドリンクの引換券も一緒に発券されます。

乗車駅でなくても発券が可能なので、帰りの「京都→東京」の乗車券も一緒に発券しました(帰りは慣れない京都駅、かつ観光後で疲れていたこともあり、行きで一緒に発券しておいてよかったと心の底から思いました)。

こんな人におすすめ

当日券の発行ができなかったり、観光が早く終わった場合でも前の新幹線には乗車できなかったりと、意外と制約の多い「ぷらっとこだま」。実際、帰路で早く京都駅についてしまったのですが、2時間カフェで時間をつぶすことになってしまいました。
しかし、交通費を削減できたり、ドリンクがもらえたりと、かなりお得です。旅費を少しでも削減したい人や旅行のプランがしっかり決まっている人におすすめです。

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