在宅ワークに飽き飽きしつつも「まだ人の多いカフェでのノマドワークは気が引ける…」「居酒屋には行けないけれど、手軽に息抜きをしたい!」という方におすすめなのがウッドデッキを活用したアウトドアリビング。
ウッドデッキの作成を施工会社に依頼すると、規模や素材にもよりますが15~30万前後はかかるといわれています。Webライターが15~30万稼ぐのは、決してラクではありません。
「それなら自分たちで作ろう」と、お金をかけずにウッドデッキDIYにチャレンジ。鉛筆より重たいものなんてめったに持たない貧弱Webライターでも、ウッドデッキを完成させられました。
賃貸マンションなどでDIYができない、庭がない、という場合のアイデアも併せてご紹介しますので、在宅ワークのスパイスとしてぜひ試してみてくださいね。
ウッドデッキを簡単にDIYするための材料
「ウッドデッキ DIY」で検索すると、出てくるのは根太から組み立てる本格的なウッドデッキばかりです。正直、そこまでできる技術や知識はありません。
そんな中見つけたのが、市販のウッドデッキ台です。90センチ角で天然木を使用しており、お値段は1万円前後。ただし90の倍数サイズのウッドデッキしか作れません。わが家の裏庭は450×140cmほどなため、庭をウッドデッキでびっちり埋め尽くすために少しの工夫をすることにしました。
完成までに使った材料、費用がこちらです。
●90センチ角のウッドデッキ台×5台(5万円前後)
●隙間を埋めるためのSPF材(1X4:長さ1820)×15本くらい(5,000円前後)
●塗料×2缶(3,000円前後)
●束石×16個(1万円前後)
●黒土×3袋(1,000円前後)
ウッドデッキDIYのやり方
貧弱WebライターのやるウッドデッキDIYなため、難しいことはほとんど省いて行いました。できるだけ簡単に行える手順にしたため、初心者の方は参考にしてみてください。
ここでは、市販のウッドデッキ台を使ったウッドデッキDIYのやり方をご紹介します。
1.地面を平らにする
ウッドデッキDIYで気をつけなくてはならないのが、ウッドデッキを水平に作ること。黒土をばらまいて地面をしっかり平らにならし、束石を置いたらひとつずつ水平器で水平度をチェックします。
2.ウッドデッキを組み立てる
ネットショップで頼んだウッドデッキは、ばらされて到着します。とはいえ脚を取り付けるだけなため、女性でも作業可能です。組み立てが終わったら、いよいよウッドデッキらしくなってきます。
3. ウッドデッキを束石に固定する
ウッドデッキを束石に固定します。束石の上に脚をぴったり乗せるのは少し大変ですが、ここが踏ん張りどころです。
4. 隙間部分を測ってSPF材をカットする
90cm角のウッドデッキから壁側にある木材フェンスまでの隙間部分を測って、SPF材をジグソーでサイズに合わせてカットします。だいぶ前に自分たちで作ったフェンスが少し湾曲しているようで、隙間部分のサイズも少しずつ違いました。
面倒ですが、すべての面で測って→切ってを繰り返します。
5. SPF材を塗装&設置する
ウッドデッキと木材を繋げるために、向かいの木のフェンスとウッドデッキ脇に横板を取り付けました。
木を渡してビスでとめますが、ビスでとめる前にSPF材の塗装が必要です。防虫・防腐・防水加工ができるエクステリア用の塗料をまんべんなく塗ります。
簡単DIYでウッドデッキが完成!
乾いた木材をウッドデッキとフェンスで渡して、ビスでとめれば完成です。
不思議な形のウッドデッキができました。イスを置いて、のんびり過ごせるアウトドアリビングとして活用しています。
簡単DIYウッドデッキ、作ってから2年経過…
…とここまで紹介してきましたが、実際にウッドデッキを作ったのは2年前です。耐久性はどうなのでしょうか?
この2年間、半年に1回ほど全体に屋外塗料を塗って補強をする以外は特にこれといって何もしていませんが、壊れることなく使うことができています。今のところ、ギシギシと音がなる部分はあるものの問題なく使い続けられそうです。
DIYしたウッドデッキでできること
DIYで作った格安品でも、ウッドデッキがあると生活が潤います。iPadを持ち出して、外の空気を吸いながらノマドワーク気分を味わうこともあります。
夜は星空の元、ウッドデッキで優雅に晩酌をすることも。
部屋の中で使ったら煙探知機の目を覚ましてしまった焼き肉機も、ウッドデッキなら安心して使えます。
ただし冬以外は蚊取り線香が必須です。さらに、夜にはよくわからない虫が突撃してくることもあるため、油断できません。なるべく部屋のあかりを消して、虫が来ないように工夫をしています。
いずれにしても、仕事に煮詰まった時や疲れた時に外の風にあたることでリフレッシュできるでしょう。外だから聞こえる、木の音・車の音や人の声に癒されることもあります。在宅ワーカーで主婦でもある筆者にとって、ウッドデッキは心のオアシスです。
賃貸でウッドデッキが設置できない場合
賃貸や庭がない家でウッドデッキの設置ができない場合、ベランピングがおすすめです。
ベランピングとはベランダ+キャンプの造語で、「ベランダを素敵に彩りキャンプをしよう」というもの。キャンプはしなくても、ベランダを庭のようにおしゃれに変化させること自体をベランピングと呼ぶ場合もあります。
ベランピングのやり方はそれぞれですが、「誰が見ても居心地が良くておしゃれ」と思えるベランダを作るのなら、次の要素を取り入れるのがおすすめです。
●ウッドパネルで脱コンクリート床
●視界を遮るフェンスやラティス
●アウトドア感を強調するグリーン
●夕方~夜のベランピングを楽しめる照明
ベランダの広さによって、ガーデニングチェアやテーブル、テントなどを置いてみてください。いつものベランダが、在宅ワークや晩酌にぴったりな場所に変化するでしょう。
ウッドデッキDIYでプチアウトドア気分
ウッドデッキをプロに頼めば、理想通りの素敵な仕上がりになるでしょう。しかし費用をかけたくない場合や自分たちで作る楽しさを味わいたい場合は、DIYにチャレンジしてみてください。
賃貸や庭のない家でウッドデッキ代わりを手に入れたいのであれば、ベランピングを取り入れてはいかがでしょうか。家なのに家じゃない、安心できる快適なお外空間を作って、おうち時間を楽しみましょう。
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