新型コロナウイルスの影響や新たな働き方の導入など、ビジネスシーンにおいて何かと変化の多い昨今。また大企業の副業解禁により、会社に頼らない副収入や新たなスキルを求めて副業に挑戦する人が増えています。そんな中で、今回は巷で話題になっているパワポ(PowerPoint/パワーポイント)作成の副業についてご紹介します。
日頃資料作成などパワポ操作に慣れているという方にとって、パワポで資料を作るという当たり前のスキル。そんな当たり前のスキルで簡単に副業を始められるなんて、とても気になりますよね。今回は実際にパワポ副業はどのくらい稼げるのか、どの程度のスキルが必要なのかということについてもご紹介します。サラリーマンにもおすすめのパワポ副業について、ぜひ参考にしてください。
サラリーマンにもおすすめのパワポ資料作成の副業
普段のお仕事で資料作成などパワポを使用する機会が多く、慣れている方にとてもおすすめのパワポの副業。しかし一般的な会社員であるサラリーマンにとっては、つい資料作成は当たり前のスキルのように感じてしまい、「そんなに大したスキルじゃないのに本当に副業で稼げるの?」と不安になる方も多いはず。
そこでここでは、「実際にパワポ作成の副業はどのくらい稼げるのか」「どの程度のスキルが求められているのか」についてご紹介します。
パワポ作成の副業はどのくらい稼げるのか
実際に忙しい合間をぬって時間を割いて副業を始めようとなると、気になるのはやはり「副業でどのくらい稼げるのか」ということですよね。パワポによる資料作成を副業として行っている方の副収入は、月に2〜3万円程度から月30万円程度にもなるようです。
スキルや知識をインターネット上で出品・購入できる大手スキルマーケットのココナラでは、パワポによるプレゼン資料作成代行が1件あたり2,000円〜3,000円程から販売されていました。
最初はスキルや実績がないため作成単価が安く、人によっては思うように稼げない時期もあります。しかしコツコツと続けることで信頼を得られ、収入が増えていく人が多いようです。
パワポでの副業にはどの程度のスキルが必要か
パワポ作成で副業を始める場合、一体どの程度のスキルが求められるのでしょうか。実際に大手クラウドソーシングサイトで募集や提案されている案件では、
・インターネットから情報収集してパワポにまとめる作業
・パワポに指定の文章や画像を挿入する作業
・PDFデータをパワポに起こす作業
・サイト記事をパワポ資料に転記する作業
など、基本的なパワポ操作方法を知っていれば誰でもできそうな、簡単な編集作業などからスタートできる案件も見つかりました。
さらに普段から資料作成に慣れているという方やある程度の知識とスキルがある方であれば、下記のような案件もおすすめです。
・取引先へのプレゼンテーション資料の作成代行
・既存プレゼンテーション資料のブラッシュアップ
・デザインテンプレートの作成
・チラシ作成
以上のような案件については募集数も多く単価も高めに設定されていることが多いため、より副収入を稼ぎやすい副業となっています。
パワポ副業のメリット・デメリットと始め方
次に、パワポで稼ぐ副業を始める際のメリットやデメリット、実際の始め方や方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
パワポで副業のメリット
一般的に、パワポで副業をする際のメリットについてご紹介します。本業で忙しい会社員にとっては、参入障壁が低いことは大きなメリットとなるでしょう。
・基本的に在宅で仕事ができ、場所や時間を問わずに作業できる
・本業の仕事とは異なる社外での道を切り拓くチャンスができる
・日頃からパワポ操作に慣れている人にとってはハードルが低く挑戦しやすい
・基本的なパワポ操作スキルがあれば誰でも案件を請け負うことができる
・資料作成を得意とするフリーランス、副業ワーカーへのニーズが増えている
パワポで副業のデメリット
次に、パワポ副業のデメリットについてご紹介します。パワポでの副業に限った話ではありませんが、副業を始める際にはこういったデメリットがあることも考慮しておきましょう。
・テンプレでの作成なども簡単に行えるようになってきているため、需要が減る可能性がある
・スキルに限界があるため、単価が大幅に上がるとはいえない
・最初は実績や信頼がないため単価が低く、思うように稼げない場合がある
・本業が忙しい場合、副業とのバランスや時間の兼ね合いが難しい
実際に副業を始める方法
パワポで副業を始める際には、クラウドソーシングサービスを活用するといいでしょう。効率よく手軽に仕事や案件を手に入れることができ、登録なども簡単で始めやすいことが特徴です。
パワポによる資料作成の案件が多く、おすすめのクラウドソーシングサイトとしては、
・クラウドワークス
・ランサーズ
・ココナラ
といった大手かつ有名な提供サービスがあります。
資料作成に特化したクラウドソーシングサービスを提供する、株式会社ナカヨカが運営するスライド資料作成サービス「HandOut」もおすすめです。資料作成が得意な副業ワーカーやフリーランスの方を募集している案件は数多く見つかるため、興味のある方は挑戦してみてください。