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Money Forwardクラウド確定申告の使い方!無料でどこまでできる?

確定申告

個人事業主やフリーランス、副業で事業を営んでいる方々の一大イベントと言っても過言ではない「確定申告」。確定申告は1年に1回、必ず行わなければならないものですが、全て手作業で行うとなると案外手間と時間が取られるものです。事業のノンコア業務はリソースを割かずに効率良く行いたいものですよね。

そこで今回は先日のTRAVEL WORK AWARDでノミネートされた「Money Forward(マネーフォワード) クラウド確定申告」について、無料でどこまでのサービスが使えるのか、またどのように活用するのかをご紹介します。日々の経理処理に悩まされている方、税務周りを自動化したいと考えている方は是非参考にしてみてください。

Money Forward クラウド確定申告で無料で始められる各経理処理

電卓とノート

まずは事業者登録から

事業者の登録ページで自身の事業内容や申告区分、消費税の申告などを入力します。これを元に各書類が作成されるので登録しておいた方が良いでしょう。
「メンバーの追加・管理機能」という複数人でデータの閲覧・編集ができる機能がありますが、こちらは有料プランになります。つまり、無料プランではオーナーのみ利用可能ということです。

連携データの登録

銀行APIで自身の銀行口座と連携させれば、マネーフォワードクラウドのシステムが自動で明細を取り込み、仕訳候補を作成します。仕訳入力の効率化がはかられますが、データの登録は必須ではありません。なお、金融機関明細の「手動取得」機能は無料プランでは利用できません。

開始残高の登録

青色申告で65万円控除を受ける場合は、開始残高の登録が必須となります。該当の方はお手持ちの通帳などを参考に、資産残高や開業費の残高、借入金の入力を行います。

仕訳登録

「自動で仕訳」と「手動で仕訳」のどちらも無料で全機能使用することができ、無料版では1年度につき50件まで仕訳登録が可能です。

登録内容の確認

仕訳登録をすると登録された内容は全ての帳簿に反映され、仕訳帳で仕訳が登録できていることを確認します。あわせて補助元帳で通帳の残高と合致するかを確認し、明細一覧で取り込まれた明細がどの仕訳として登録されているかを確認することが可能です。

経営状況の確認

会計帳簿は仕訳帳・現預金出納帳・総勘定元帳・補助元帳が閲覧可能です。加えて、残高試算表で現在の経営状況を確認することができます。その他の推移表・部門別集計表・前期比較は有料プランでのサービスになります。

各種レポート

キャッシュフローレポートは閲覧が可能ですが、その他の収益レポート・費用レポート・得意先レポート・仕入先レポートは有料プランになります。

Money Forward クラウド確定申告でデータは取得できる?

データと電卓

仕訳帳・総勘定元帳・補助元帳・決算書の閲覧及びPDF出力が可能ですが、補助元帳のPDF一括出力は無料プランでは利用できません。各種CSV出力も同様です。

肝心の確定申告手続きはどこまでできるの?

カレンダーと確定申告の書類

実際に確定申告に必要な書類を作成するためには、有料プランへの登録が必要になります。確定申告書類作成に必要な日々の取引管理や帳簿作成のみをクラウドで行って、後は確定申告書類を手書きで作成し、税務署に提出もしくは郵送するという方法もあります。しかしせっかくなのでMoney Forward クラウド確定申告を活用して、確定申告手続きの完全オンライン化にチャレンジしてみるといいでしょう。※ここからは有料プランのご紹介になります。

電子申告にチャレンジしよう

Money Forward クラウド確定申告の有料プランでは、
・税務署に提出する為の確定申告書(確定申告書BのPDF様式第一表・第二表)
・青色申告決算書、収支内訳書(白色申告)(PDF様式)
・医療費控除明細書
の作成が可能です。
「申告情報」タブから「スマホで電子申告」「e-Taxで電子申告」「窓口・郵送で提出」のいずれかを選択します。「窓口・郵送で提出」を選択した場合は、申告書のPDFファイルをダウンロードし、印刷して提出します。

スマホで電子申告する場合

Money Forward クラウド確定申告では、マイナンバーカードとマイナンバーカード読み取り可能なスマートフォンさえあればアプリから電子申告が可能です。
税務署の発行するIDである利用者識別番号の取得と、マイナンバーとの紐付けが必要となります。パソコンすら必要のない申告手続きなので、かなり利便性が高いと言えるでしょう。
詳しい申告手続きに関しましては下記のリンクをご参照ください。

マネーフォワード クラウド確定申告 確定申告ガイド

e-Taxで電子申告する場合

「e-Taxで電子申告」を選択した場合、e-Taxで提出する為のxtxファイルがダウンロードできます。インストール型のe-TaxソフトでもWeb版のe-Taxソフトでも、「組み込み」という機能を使ってxtxファイルが読み込まれます。
しかし、.data形式の読み込みや電子申告等データ読み込みページ、同時に送信する決算書等データの選択ページなど、ファイルをアップロードできないページもあります。そのためワンストップで確定申告手続きを展開したい場合は、スマホで電子申告した方が利便性は高そうです。
e-Taxで電子申告する場合の詳細な流れに関しましては下記のリンクをご参照ください。

マネーフォワード クラウド確定申告 確定申告ガイド

電子申告に関わる注意点

今回はマネーフォワードクラウド確定申告を活用した、確定申告手続きの流れと無料版で試せる機能についてご紹介しました。最初の登録や設定さえ済ませておけば、いつでもどこでもオンラインで税務処理が自動化できるので、是非皆さんもマネーフォワードクラウド確定申告を試してみてください。

電子申告完了後、e-Taxのメッセージボックス内の「送付書類送付書の表示」という箇所の、「送付書」のボタンをクリックすると、送付が必要な書類を一覧で確認することができます。これらの書類に関しては別途送付が必要になりますので、送付書を印刷・同封の上税務署に提出するか、e-Tax画面からイメージデータで送信するようにしてください。

加えて、確定申告関連で帳票によってはマネーフォワードクラウド確定申告で対応していない書類もありますので、その場合は紙書類での郵送・提出となります。

対応帳票書類一覧に関しましては下記をご参照ください。

マネーフォワード クラウド確定申告(FAQ)