働き方をアップデートするメディア

アメリカでのトラベルワークの実情!想像よりしんどいかも、、日本との時差がつら過ぎる?

ニューヨークの街並み

海外にいながら日本と連絡をとって働ける、そんなトラベルワークが近年少しずつ増加しています。世界各地で仕事をしながら海外での生活を楽しんでいる方は多くいますが、とくにアメリカは観光地としても仕事の場としても栄えているイメージがありますよね。

実際にアメリカでは自由な働き方が浸透しており、さまざまな場所で作業をしている人を見かけます。今回はアメリカで生活している筆者が、アメリカでのトラベルワークについてやコワーキングスペースの様子、時差による注意点、コロナ禍でのリアルタイムな状況などをご紹介します。

トラベルワークとアメリカの時差

アメリカと日本では、場所によって10~13時間程の時差が発生します。そのため日本の就業時間に合わせると、現地時間で夜中に起きている必要がでてきます。

作業時間は自分の配分次第で自由ではありますが、日本にいる同僚と連絡をとったりオンライン会議があったりと時差を考えて仕事をする必要がある時はきちんと対応しましょう。

クライアントやパートナー企業によっては、自分の時間の確保が想像以上に大変なことも念頭においておくべきです。

アメリカと働き方改革

海外のカフェのイメージ

メディアなどで見ている限り、アメリカではコーヒー片手にカフェでPCを広げて作業をしている……そんなおしゃれな雰囲気を想像する方も多いでしょう。
でも本当にその通りなのです。流行のカフェ、ラグジュアリーなホテル、公園、電車、美容院、とにかく色んなところでテレワークをしている方を見かけます。
オフィスに張り付いてひたすら仕事をするのではなく、プライベートの時間を大切にしたワークライフバランスのとれた働き方を推奨しているため、テレワークが標準的に行われているのです。

アメリカのコワーキングスペース

日本でも少しずつ増えてきていますが、NY・LA・サンフランシスコ等、人の集まる都会ではとくに多くのコワーキングスペースがあります。それも、ただの「仕事をする空間」という場所ではありません。

たとえば、おしゃれなインテリアショップかのような内装で、まるでカフェかバーのようなドリンクステーションではアルコールが提供されていることもあります。

メンバー限定の交流会やセミナーが開催され、どこをとってもとにかく「素敵!」と思えるようなコワーキングスペースが増えてきているのです。人気のコワーキングスペースになると会員制になるのですが、予約待ちで順番がまわってこないということもよく聞きます。

なによりコワーキングスペースに出入りすることで、そこでしか得られないコネクションができます。同じようにトラベルワーカーの仕事をしている方、起業をしたスタートアップの方など、従来の会社勤めとは違った働き方の方々に触れ合えるのです。

トラベルワークとコロナ渦

海外でマスクをする女性

2020年にコロナウイルスの感染が拡大してからは、リモートワーク・トラベルワークの捉え方が大きく変わりました。

とくに筆者の住んでいる東海岸のNYでは被害が大きく、さまざまなところに影響がでています。コロナが発生した直後にNYやLAなど、人の集まる都会から郊外・地方へ引っ越しをした方もかなりいます。学校や仕事はほとんどが遠隔になり、通勤も格段に減りました。

ですがアメリカは元々テレワークが盛んでしたので、コロナで在宅勤務になったことでは特段混乱はありません。職場は変わらないままに、引っ越し先の郊外の自宅からテレワークで仕事をするスタイルが今まで以上にスタンダードな状況です。

今後のコロナ渦とアメリカ

ソーシャルディスタンスを守る女の子

現在は必要最低限のスーパー、病院、飲食店などの限られたお店しか営業していません。少しずつ一般的なお店も開き始めていますが、飲食店では依然として店内での飲食は禁止されています。上記で説明したようなカフェ、コワーキングスペースも残念ながら閉鎖中です。(2020年9月現在)

大人数での不必要な集まりも禁止されていますので、コミュニケーションをとりながら意識の高いコミュニティーに属して仕事を行うということもできない現状です。恐らくまだ当分このような状況は続くでしょう。

そうなってくると、旅をしながら仕事を楽しむというトラベルワークのあり方も少し難しい状況ではありますが、今は世界中のトラベルワーカーが自宅でじっとしているしかありません。

ですがその反面、コロナの影響で日本でのテレワークが急激に加速しており、環境が整う良い兆しといえます。しばらくトラベルワークはお休みですが、今までよりも環境が整い働きやすくなったためアフターコロナのトラベルワークが捗りそうです。

トラベルワークの職選び

海外の街並み

「どのような職種がトラベルワークに適しているか」という点については一概にはいえませんが、やはりITエンジニア、ライター、デザイナー、クリエイティブ職等の職種の方が多いように感じます。

筆者は過去の会社員時代には秘書と航空業界で勤務していましたが、どちらもトラベルワークは行えません。顔を見ながらコミュニケーションをとることが仕事ですから、そういった職種だと難しいでしょう。

しかし、「リモート秘書」という仕事に興味をもった時期がありました。業務内容は会社員時代と全く一緒で、就業時間や給料体系、雇用形態も同じです。つまり正社員として日本時間の9~5時で働くのであれば、完全在宅勤務として勤務地の場所も問わないという内容です。

筆者の住んでいるNYとの時差を考えると毎週月曜日〜金曜日の、20時〜朝の4時で仕事をすることになります。

そうなると流石に働き続けることは難しいですよね。一方ライターや現在の筆者の本業であるデザイン系の仕事ですと、連絡をとる時は日本時間に合わせますが、それ以外の作業時間は自由です。よりトラベルワーカーに向いている職種だといえるでしょう。

旅行と仕事の両立

文字で書くと簡単そうに感じますが、これが意外と難しいです。

早く観光に出かけたいからと任務を疎かにしがちですし、逆に出退勤時間が決まっていない分仕事が終わるまで身動きがとれないこともあります。

さらに出勤しているだけでお給料が保証されるわけではなく、完全出来高性なので集中して生産性を上げていく必要があります。

いくら自由だからといっても、だらだらと仕事を行ってしまうと結局プライベートの観光の時間を削っていくことになります。

「これが終われば遊びに行ける」と思うことがモチベーションアップにつながり、効率良く仕事に当たれるという方には向いているでしょう。

アメリカでのおすすめワーキングスペース

働く外国人

ここでは、アメリカでおすすめのワーキングスペースをご紹介します。今は厳しいかもしれませんが、将来的にアメリカでのトラベルワークを考えている方は参考にしてみてください。

第1位:ラグジュアリーホテル内のラウンジ

一見敷居が高そうで、くつろいでいる方の横でPC片手に仕事に打ち込むなんて場違いな気もします。

しかしホテルは元々ビジネス出張の方も多く泊まっている場所ですし、本当に多くの方がPCを広げてカクテルやコーヒーを飲みながら仕事をしています。

ラグジュアリーホテルであればWi-Fiが問題なく使えますし、なにより気分良く業務に当たることができます。あまり騒がしくなく、落ち着いた雰囲気なのもポイントです。

第2位:PC持参の方が多いコーヒーショップ

スターバックスのようなチェーンのコーヒーショップ以外で、落ち着けるお店を探してみると良いですね。

コンセントのある席は大抵誰かにとられていますので、混む時間帯を避けるのも一つの方法です。「あ、あの人いつもいる人だ」なんて、通い続けるとわかってくるようになります。

第3位:コワーキングスペース

前述の通り、人気のコワーキングスペースがどんどん増えてきています。

コワーキングスペースでは意識が高い方が集まっていて、良い刺激がもらえます。会員制だと金額が少し高くなることもありますが、1日限りの限定メンバーになれる場所もあるので試してみて損はありません。

いつかはアメリカでトラベルワーク!

アメリカの街並み

今回は、アメリカでのトラベルワークの実情をご紹介しました。自由な働き方が浸透しており、Wi-Fi環境が整った施設も多いアメリカはトラベルワークにはうってつけの場所といえるでしょう。

今はコロナ禍でそう簡単には実現できないかもしれませんが、同時にテレワークやトラベルワークへの考え方が少し変わってきました。マイナスに捉えることなく、これを機にオフィス以外の場所からの新しい働き方を考えてみてください。