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韓国旅行に必須の「K-ETA」ってなに?申請方法や日本語画面で申請する方法をご紹介!

「韓国に行くのに必須のK-ETAってなに?」
「韓国語も英語も苦手だけれどどうすれば…?」
「できれば日本語で安心して申請したい…!」

英語や韓国語の画面しかないK-ETA。不安な方向けに、自動翻訳機能を活用して日本語の画面から申請する方法と、申請に必要な内容を詳しくご紹介します。申請ステップごとの日本語訳や、申請登録中に画像のアップロードができない場合の対処法もお伝えします。

K-ETAとは?

日本のパスポートを所持する人が韓国へ行く場合のビザなし入国が、2022年11月に再開されました。
日本のパスポートを所持している方が韓国に短期滞在(90日以内)を目的として渡航する場合、ビザは不要です。しかし、入国時にはK-ETA(電子渡航認証)を通して旅行許可を得る必要があります。

K-ETAの有効期間

K-ETAは渡航ごとに申請する必要はなく、一度登録が完了すれば2年間の有効期間内であれば繰り返し使用できます。しかし、パスポートの有効期間満了日が2年より早い場合はその日までです。 一回の滞在は90日までで、91日以上滞在する場合にはビザが必要です。

K-ETAの申請方法

K-ETAの申請は、大きく分けて以下の3つの方法があります。

公式Webサイト(PCやスマホなどから)

・iPhone用アプリ App store

・Android用アプリ Google Play  

どの方法で行っても、申請内容や手順は同じです。通常、申請から72時間以内に許可が下りるため、渡航の72時間前までに申請をしておく必要があります。申請がスムーズにいかない場合もあるので、時間には余裕をもって行いましょう。

申請に必要なもの

K-ETAの申請には、以下の4点を準備する必要があります。

● パスポートの身分事項ページの写真※

● 正面撮影の顔写真※

● クレジットカード

● 韓国滞在中の住所や電話番号(あれば)

※印の写真については、アプリで申請する場合はアプリ内で撮影できます。アプリで撮影するとリサイズや圧縮の手間が省けます。

アプリ申請のメリット・デメリット

ブラウザ申請と比較した場合の、アプリで申請するメリットとデメリットをまとめました。

【メリット】

・画像のサイズ変更や圧縮が不要
・パスポートの記載内容が自動読み取りされる
・申請途中の内容が7日間は保存される

【デメリット】

・アプリをダウンロードしないといけない
・不具合で途中から進めなくなる可能性がある
・日本語に自動翻訳できない

上記を踏まえて、都合の良い方法で申請しましょう。今回筆者はスマートフォンのアプリ(iPhone)も試しましたが、途中で文字の入力ができなくなる現象が発生しました。

少し待ってみて入力できるようになったり、メモ帳などからコピー&ペーストを試みると先に進めたりする場合もありました。ブラウザ版でもスマートフォンの場合に不具合がおきるパターンがあるようなので、PCが使える場合はPCから行う方がスムーズかもしれません。

K-ETAを日本語で申請する方法

K-ETAは2023年2月現在、公式サイト・アプリ版のどちらとも、英語と韓国語のみでしかサポートされていません。そのため、日本語で確認しながら進めたい場合は自動翻訳を使うのがおすすめです。

自動翻訳というとわかりにくかったり、意味が通じなかったり…というイメージがあるかもしれませんが、今では精度も上がってきています。今回はGoogle翻訳を活用して自動翻訳された規約などを確認しましたが、特に意味のわからない箇所はありませんでした。英語や韓国語が苦手な方は、不安なまま進めるよりも自動翻訳を使用するのがおすすめです。

まず、ブラウザの画面右上あたりに多言語に切り替えるアイコンがあれば、そこから日本語に自動翻訳できます。ブラウザにより表示の有無が異なりますが、Google Chromeの場合は上図のように右上に「G/文」と書かれた帯のようなアイコンをクリックすると、言語の選択ができます。

アイコンの表示がない場合、ページ上で右クリックすると「○○語に翻訳」というメニューが表示される場合もあります。

Microsoftのブラウザ、edgeの場合は、右上の「aあ」というボタンをクリックすると自動翻訳が可能です。筆者の主観ですが、翻訳の精度はChrome版の方が高いように見受けられました。

そこで、この記事ではChrome版の自動翻訳後のキャプチャとともにすべての手順を紹介します。ステップごとの入力内容は同じなので、自動翻訳が使えないアプリで進める場合も、この記事を確認しつつ進めていけばより理解しやすいはずです。

STEP01:利用規約への同意

まず、「K-ETAを申請する」ボタンから申請を開始します。

次に、大陸と国籍を選択しましょう。日本を選びたい場合、左欄でアジア太平洋地域(ASIA-PACIFIC)を選び、続いて右欄の日本(JAPAN)を選びましょう。

そのまま下にスクロールすると、個人情報の収集と利用に関する事項に関する同意事項があります。必須項目と任意項目のそれぞれについて同意するかどうかにチェックを入れましょう。

さらに、「機密情報の収集と使用に関する同意」「固有識別情報の加工に関する情報」についての同意事項が続きます。

ステップ01の最後に、利用規約と条件についての同意項目があるので、同意し、次へ進みましょう。

STEP02:メールアドレスの入力

ステップ02では、上欄にパスポート番号、下欄にメールアドレスを入力し、次へ進みます。

STEP03:パスポート情報の入力

ステップ03では、グレーの「ファイルを追加」ボタンから、パスポートの身分事項のページの画像ファイルを追加しましょう。写真はJPGかJPEGファイルで、300KB以下にする必要があります。

ファイルサイズが大きいとエラーメッセージが出るので、画像のリサイズや圧縮を行いましょう。

筆者がスマートフォンで撮影したパスポートの画像のファイルサイズは7970KBで、幅を640pxにリサイズすると326KBまで小さくなりました。しかし、まだデータサイズが大きいようでエラーメッセージが出たため、圧縮をかけると55KBになり、無事アップロードできました。

続いて、パスポートの身分事項に記載されている内容に沿って、性別・姓名(アルファベット)生年月日・パスポート番号(入力済み)・パスポートの有効期限を入力します。

STEP04:申請情報を入力

続いて、ステップ04では、渡航目的や渡航時の連絡先などの申請情報を入力します。質問事項は以下の通りです。

・パスポートの国籍とは違う国の国民または市民であるかどうか
・携帯番号もしくは他の連絡可能な電話番号
・以前に韓国を訪れた経験の有無
・入国の目的

・渡航時の滞在先住所と電話番号

続いて、以下の3つの質問事項に答えましょう。

・仕事について
・指定15感染症にかかっていないかどうか
・刑事犯罪で逮捕、起訴、または有罪判決を受けたことがあるかどうか

最後に、サンプルの下段の見本のような正面を向いた無帽の写真をアップロードしましょう。パスポートと同じ写真である必要はありません。サイズやファイル要件は以下の通りです。

・700×700ピクセル未満
・100kb未満
・JPGかJPEG正面写真

STEP05:情報を確認する

ステップ05では、入力した事項に間違いがないか確認しましょう。同行する家族や友人の情報を一緒に登録したい場合は、左にある「メンバーを追加」ボタンから行えます。

STEP06:支払う

最後のステップ06では、支払い用のクレジットカードを登録します。このページはポップアップウィンドウで自動翻訳ができなかったため、上図を参考に入力してください。 

規約については、それぞれ右端のmoreをクリックすると全文が表示されます。よくわからずに同意するのが不安な方は、表示内容をコピーして、翻訳ツールにペーストすれば概要は理解できると思います。

この画面で10,300ウォン(約1,100円)の決済が完了すれば、申請手続きは完了です。

K-ETAの渡航許可はいつ下りる?

K-ETAは申請後最短数時間、最長でも72時間以内にメールで送られてきます。入国審査時にパスポートを見せれば申請済みかどうかわかります。心配な方は発行された「電子旅行許可書」のスクリーンショットや印刷したものを持参しましょう。

K-ETAの申請は忘れずに!

日本国籍の方が韓国にビザなしで入国する場合には、K-ETAの申請が必須です。忘れていると飛行機に搭乗できなかったり、入国できなくなったりする恐れがあるため、忘れずに渡航予定の72時間前までに申請を行いましょう。

※記事は2023年2月現在の情報に基づいています。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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