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人と関わらない仕事で元OLが会社員の月収を超えた秘訣【会社行きたくない】

職場の人間関係が最悪!胃が痛いし、本当に仕事辞めたい……そう感じている方は少なくないでしょう。
実は、企業の退職理由ランキングにおいて「人間関係」はどの媒体を見てもトップ3に入ってくるほどの強者で、いかに世の社会人が職場の人間関係に多く悩まされているかが分かります。
加えて、たとえ人間関係が悪かった前職を無事退職できても、次の職場での人間関係に恵まれるかは入ってみないと分かりません。人間関係を理由に退職した場合、それなりのリスクを伴います。

基本的に仕事というものは他者との関わり合いによって構築されるものですので、全く人と関わらずに仕事をすることはできません。人と一切の関わりを断つならば鷹匠か仏門に入るしかないでしょう。
ですがご安心ください。そんな極端な道を選ばなくても、極力人と関わらず、自分のペースで仕事を進められる方法が存在します

今回は「職場の人間関係が原因で正社員退職→精神病院入院→フリーランスのWebライターとして活動スタート→OL時代の月収超え達成」のキャリアを歩んできた筆者が「人とあまり関わらなくても会社員時代の月収を超えられる秘訣」を惜しみなくご紹介します!
現在人間関係で悩んでいる方や、転職しようと考えている方は是非本記事をご参考ください。筆者の経験談に基づいてお話しするので、世に出回っているノウハウ記事よりは自信があります。

完全に1人で仕事をするのは不安!というあなたには

冒頭部分で「人と関わらずに仕事をするには」と言い切ってしまいましたが、とは言え、いきなり1人になるのは不安、という方もいることでしょう。自分1人の力で稼げるようになるにはそれなりの時間がかかりますし、試行錯誤も必要となります。筆者は要領が悪かったので、完全に一人立ちできるまで2年近くかかりました。

職場の人間関係がストレスだ、という方は、まず「職場の人間関係の中で何がストレス要因になっているのか」ともう1段階落とし込んで考えてみましょう。
無能なくせに口だけは一丁前な上司に腹が立つ?
お局様の新人いびりに参っている?
給湯室や喫煙場での井戸端会議がストレス?
一口に人間関係と言ってもさまざまに種類があるはずです。そして、そのストレスの種類を正しく自分の中で理解していれば対応しやすくなります。上記のようなストレスの場合の対応策は2つあります。
①自分を変えるか、②環境を変えるかです。

自分を変える

仕事を辞めたいと思っていても、養っている家族がいたりその他諸々の事情で転職が難しかったりする場合がありますよね。そのような場合には「自分を変える」対応がおすすめです。
基本的に「他者を変える」ことはできません。人間というものは自分で心からの気付きを得ない限り変わらないものです。変わらないものを変えようと努力したところで無駄ですよね。そういう時には「自分の関わり方」を変えてみましょう。上司やお局様のいびりに困っている場合はいびる隙間がないくらいに仕事を完璧にしてみましょう。

加えて、たとえ嫌な人相手であっても愛想の良い態度を心掛け、挨拶は行いましょう。社会人の基本ですよね。これさえ完璧に行っていればあとは何もする必要はありません。気に入られようと媚を売ったり、世間話に花を咲かせたりする必要もないのです。自分に与えられた仕事はきっちりと、あとは社会人としての基本的なマナーと挨拶も忘れずに。これを継続して行ってみてください。周りのあなたに対する目が確実に変わってきます。自分が変わった結果、環境までも変わってくれたという経験はよく耳にしますし、私も経験しました。最も低コストで済むおすすめの対応策です。

環境を変える

とは言え、「そんなに簡単に変われたら苦労しないんだよ!」という方もいらっしゃるかと思います。「気にするな」と言っても気にしてしまう人が多いことは筆者も理解していますし、どちらかと言うと筆者も引きずるタイプです。そういう時は思い切って「環境を変えて」みましょう。具体的には転職やフリーランスへの転身がこれにあたります。
まず、上記のような人たちは大企業かつ歴史ある老舗企業に多い傾向にあります(賛否両論あると思いますが、ここでは言い切ります)。単純に人が多ければその分色々なバックグラウンドを持つ人が多くなります。そうすると自分が理解できないカルチャーやバックグラウンドを持つ人も比例して増えるので、自分の生き苦しさの原因になるといえるでしょう。

長年の歴史を持つ老舗企業は、戦後の「年功序列」のカルチャーを重んじる傾向にある場合も多いです。年功序列は安定した生活基盤の提供という面ではメリットがありますが、従業員のポストと能力が一致していない場合も多くあり、肩書きに見合っていないスキルの従業員を生み出す原因にもなります。結果として上司や部下とうまく意思疎通できないという問題が浮上してくるのです。

このことから、上記のような人間関係のストレスを抱えている方にはスタートアップ企業やベンチャー企業、ユニコーン企業などに就職することをおすすめします。
言わずもがなこれらの企業は成果主義制度を設けているところが多いため、従業員同士お互いに切磋琢磨しながら業務に励むことができるでしょう。結果を出さないと給与アップに結びつかないという厳しさはありますが、こういった企業は非常に仲間意識が強く、従業員を大切にする傾向があります。
「今の職場を退職したいけど、いきなり1人になるのは不安」という方は従業員数が〜30人くらいまでのスタートアップ企業やベンチャー企業への転職を考えてみても良いでしょう。幸か不幸か今はコロナ禍の世の中ですので、これでさらにリモートワークが推奨されていると、正社員という安定した立場を手に入れながらも、リモートワークで極力人と会わないワークライフを送ることができます。

従業員数が少なくても無理!完全に1人になりたいというあなたには

「従業員数が少なくても無理!」「人と協力して進める仕事はしたくない!」という方には、クラウドソーシングサービスでコツを掴んでから「業務委託」という形で仕事を受注することをおすすめします。
ここからは1人で仕事をして生きていくためのノウハウをお伝えします。

最近、人と関わらない仕事としてフリーランスのWebライターやエンジニアが人気を集めていますね。では、どうすればフリーランスとして活躍することができるのでしょうか?
まずは、あなたが「クライアントの悩みに対して何ができるのか?」と言うことを考えるところから始めましょう。フリーランスにとって商品はあなた自身です。自分の持っているどんなスキルがクライアントのどういう悩みを解決できるのかを考えて、スキルを出品する必要があります。手始めに何社かのクラウドソーシングサービスに登録してみましょう。
しかし、登録してじっと待っているだけでは仕事は降ってきません。自分の力で仕事を獲得していくためには「営業活動」が必要になります。具体的にみていきましょう。

仕事をするための「外装」を整える

お客さん来てもらうためにはお店の「外装」を整える必要があるように、フリーランスも「外装」を整えることが大切です。まずはクラウドソーシングサービスのプロフィール文を充実させましょう。プロフィール文は定期的な見直しが必要です。多くのクライアントを獲得するために日々のアップデートを怠らないようにしましょう。
プロフィール文が書けたらスキルを何点か出品し、サービス運営側公式のスキルテストがある場合にはそれも受けてみましょう。その結果があなたの商品(スキル)の品質保証になります。

「下手な鉄砲数打ち当たれ」の精神で営業活動を行う

外装が整ったら手当たり次第にクライアントに提案してみましょう。フリーランス初期の頃は物量作戦で一つでも多くの顧客にアプローチをかけることが大切です。なお、自分のプロフィールを閲覧してくれたクライアントに対して提案をかけるとより効果があります。
ちなみに「提案」とは、クラウドソーシングサービス内で公開されているクライアントの依頼(課題)に対して「自身のスキルでどのように解決できるか」をアピールすることです。提案すれば必ず当選するとは限らないので、より多く数を踏むことが大切です。

質×スピードを重視して高評価を得る

見事当選したらクライアントの依頼事項を完遂することを目標に仕事に取り組んでみましょう。特に最初の頃の仕事では、利益は度外視してクオリティの高い完成物を納期までに納品することを心がけてください。
何故ここまで質とスピードに拘るのかと言うと、クライアントからの評価(フィードバック)でなるべく満点に近い評価・実績を得るためです。あなたが口コミ評価の高いレストランを予約するのと同じように、クライアントもまた、実績や評価の高い人間に発注をしたがっています。

過去のクライアントからの評価や実績というのはいわばあなたの品質保証のようなものなので、低評価がついてしまえばそれだけあなたの名前に傷がつきます。すると発注数が少なくなって仕事がなくなるという負のスパイラルに陥ってしまうので、なるべく高評価を得られるように仕事には丁寧に取り組みましょう。

応用編!ポートフォリオで企業との直接契約を勝ち取れ!

クラウドソーシングサービスに慣れてくると実績や評価も安定してきて、営業(提案)の仕方からフリーランスとしての仕事の仕方、クライアントとの付き合い方が分かってくることと思います。クラウドソーシングサービスで一通り仕事のPDCAサイクルの回し方が分かってきたら、今度は次の段階です。法人である各企業に営業活動を行い、業務委託契約を締結してみましょう。
今までと何が違うかと言うと、まず相手が法人になるのでプロジェクトあたりの契約金額が多額に上ることです。今までのクラウドソーシングサービスでは個人のクライアントも存在していたため小口取引になることが多いのですが、法人との直接契約となるとマージンもかからないため契約金額が今までの2倍、3倍になることもザラにあります。会社員時代の月収を超えるためには自分のスキルを育てて企業との直接契約を勝ち取りましょう

履歴書×職務経歴書×ポートフォリオで自分をアピールする

まず、今までのクラウドソーシングサービスでの活動履歴を一つのポートフォリオにまとめます。これがないと企業様に提案することができませんので、履歴書・職務経歴書と並んでポートフォリオは重要な就活書類となります。クライアント企業を探す際はクラウドソーシングサービスの求人依頼を見てもいいですし、Wantedlyなどの求人SNSにも優良企業の求人が多く出回っています。

自分の憧れの媒体に直接応募してみてもいいですし、転職サイトや転職エージェントをうまく活用してクライアントを探しても良いでしょう。なお、応募する際の雇用形態は必ず「業務委託契約」で探してみましょう。理由は「正社員」や「アルバイト契約」になってしまうと週何回かの出社義務があったり、業務外の催し物への参加を求められたりする場合があるためです。これは極力人と関わりたくない方にとっては致命傷ですよね。
「業務委託契約」には発注側の指揮命令権がないので働く場所や時間、さらには仕事で使う道具も自分で自由にアレンジすることができます。最も対人関係のストレスが少ない雇用形態と言えるでしょう。

契約金額の交渉もフリーランスの大事な仕事のうちの一つ

契約金額の交渉もフリーランスの大事な仕事のうちの一つです。筆者も初めて契約金額の交渉を行った時はとても緊張しました。何故契約金額交渉をわざわざ一つのトピックとして設けているかと言うと、契約金額の交渉ができない人は後々自分の首を絞める結果になりかねないからです。

新卒で企業に入社した頃は誰もが言われた通りの給料で雇用契約を結んでいました。それもそのはず、社会人経験もスキルもない新卒は企業にとってコストにこそなれ、利益を生じさせるためには長い年月をかける必要があったからです。多くの日本企業は昇給のワークフローを整えているため、成果を上げて給与交渉を行っても、その結果が反映される確率は極めて低いものでした。

しかしフリーランスは正社員のような昇給や賞与は期待できないため、日頃からスキルアップに励み、自分の力で契約金額交渉(つまり昇給の要求)を行う必要があります。日本人は謙虚な方が多いため、高い報酬を要求するのは気が引けるという方もいることでしょう。もしくはサラリーマン的思考が邪魔をして、契約金額を上げるよう企業に交渉するという発想すらない方もいるかもしれません。しかし、正当な労働にはそれなりの対価が支払われるべきです。

フリーランスには企業にとって正社員のような固定費は存在せず、労働に対する報酬のみを支払えば良いため、高い報酬を支払ってくれるところもあります。自分のモチベーションにもつながってきますので、契約金額交渉の際には自分が思っているよりも3割上乗せした金額で交渉すると良いでしょう。しかしあまり法外な契約金額を要求すると、俗に言う「ふっかけている」と思われかねませんので、根拠のない要求は控えましょう。あくまで自分自身のスキルや市場価値を客観的に判断した上で交渉するのがベターです。
※ちなみに「3割上乗せした金額」と言うのは筆者が様々な契約交渉を行ってきた結果、最も通りやすかった最高金額です。

フリーランスで活動するために必要なマインド

最後に、これからフリーランスを目指す皆さんに、フリーランスで活動するために必要なマインドをお伝えします。それは、「仕事で関わる人は皆大切なお客様として接する」ということです。このマインドは冒頭の「人間関係がストレス」と感じている方の対処法にもつながってきます。

誰だって人間関係のトラブルに巻き込まれたくありませんし、嫌な思いもしたくありません。しかし、「人間関係がストレスで仕事を辞めたい」と思っている人の心の根底には「仕事以外にも対処しなければならない問題がある」という思考が存在します。「私は人間関係にこんなに悩まされて心的リソースを割いているのに、それに見合った対価が払われていない」と考えてしまうことが原因でもあるのです。

ここで逆転の発想を利用して「人間関係のトラブルシューティングも業務のうちの一つ」と考えるのです。フリーランスの場合は特に契約企業がないと生計を立てることができませんので「クライアント様は大切なお客様である」精神が身につきます。お客様からのクレームやトラブルを丸く収めることも仕事と考えれば不必要にストレスを感じる必要はありません。中には理不尽なクレームや法外な要求をしてくる人もいるかもしれませんが、皆大なり小なり何かしら理由があって申し立てをしています。

腹が立つこともあるかもしれませんが「何故あの人は私にだけキツく当たるんだろう」「何故このようなトラブルに巻き込まれたんだろう」と丁寧に理由を紐解いていくと、意外と原因は自分にあるかもしれません。そうして日々改善を積み重ねていくことで自分の更なるサービス力向上につながることもありますので、仕事で関わる人は皆大切なお客様と認識し、誠実な対応を心がけましょう。こうした社会人の基本姿勢がしっかりできているとクライアントからの信頼も厚くなり、あなた自身の評価にもつながります。

以上、「人とあまり関わらなくても会社員時代の月収を超えられる秘訣」をご紹介してきました。中には根性論寄りのマインドセットもあったかと思いますが、現役でフリーランスとして活動している私が必要だと思うことをすべて盛り込んだので、物は試しと実践していただければ幸いです。皆様のフリーランスとしてのご活躍をお祈りしております。