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コロナ禍タイ出張!持ち物と隔離生活の様子【30日以内の滞在・観光ビザ】

タイへの出発準備を終えたらいよいよ出発ですが、コロナ禍では入国後にホテルでの隔離生活が待っています(2021年9月末日時点)。14日もの間、隔離生活をするなんて不安で仕方ないですよね?私もそうでした。太陽も風も感じることができないなんて、まるで投獄されるような気分でしたが、実際は予想よりも遥かに快適な隔離ライフが待っていました。それも全て選んだホテルが最高だったからに違いありません。

今回は私が実際に宿泊した超絶おすすめAQホテルのご紹介、そして入国する際の様子や隔離生活中に必要なアイテムをご紹介しますので参考にしてみてください。必ずこの記事に出会えて良かったと思ってもらえるはずです!入国手続きやCOEの流れについて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください!

コロナ禍タイ出張!出発当日

さぁ、いよいよ出発当日です。いつもより早めに空港に到着するようにしましょう。私は準備万端でしたが、隣のカウンターで若い男性が「書類が足りない」と焦っていました。タイへの入国条件は目まぐるしく変わっていますので、厚生労働省やタイ大使館のWebサイトから最新情報をチェックするようにしてください。ギリギリに到着して書類が足りないということがあったらTHE ENDですからね。

私は出発の3時間半前に到着しました。羽田空港に入ってからから14日間もの間ほとんど日光を浴びることができなくなるため、外で日光浴を十分に済ませたのち、早めにチェックインを済ませて空港のラウンジでしばらく食べられなくなる美味しい日本食を大量に摂取しました。
ちなみに私が出発した際は羽田空港のANAラウンジが閉まっていたため、全員ANAスイートラウンジに案内されていました。これはコロナの恩恵ですね!普段ファーストクラスを利用する人用のラウンジにテンション爆上がりでした。

コロナ禍タイ出張!機内の様子

機内には10名ほどしか乗客がおらず、みなさん「これから14日間も隔離されるのかぁ」という憂鬱そうな表情をしているように感じました。小さなお子さんを連れているような家族はおらず、ほとんどがお1人だったので私と同じようにビジネスで仕方なく行かなくてはならない人たちばかりだったようです。

機内ではタイの入国に必要なT.8という書類が配られますが、こちらについてはこの記事を参考にしてみてください。

コロナ禍のタイ出張!入国手続~隔離・COEの流れを徹底解説【30日以内の滞在・観光ビザ】

余談ですが、これから14日間もの隔離生活をする私に対して、CAさんがいつも以上に優しく対応してくれた気がします。CAの方達は14日間の隔離生活はしなくて良いそうですが、外食やショッピングなどは基本的に禁止されているとのことでした。さらに余談ですが、ANAのエコノミスト的には観光業が再び盛り上がるのはあと2年かかると考えているそうです。

コロナ禍タイ出張!入国はスムーズに

まず空港につくと、「AQ」と書かれたネームプレートが渡されます。それを見える位置につけて4箇所ほどの関門を潜ります。言われるがままにパスポートを見せたり準備してきた書類を見せたり、体温を測ったりします。なお、空港でPCR検査は行われませんでした。
飛行機を降りてから空港を出るまで30分ほどの所要時間で、想定していたよりも遥かにスムーズに入国できました。

コロナ禍タイ出張!空港~The Landmark Bangkokのチェックイン

The Landmark Bangkokの朝食

外に出るとホテルからお迎えにきた車が待機しており、その車に乗り込むわけですが、感染予防として足にビニール袋を装着しました。空港を出てから車に乗り込むまで10分ほど余裕があったのが救いで、この10分間で外気とタバコを吸いまくりました。残念ながら天気があまり良くなく、日光を浴びることはできませんでした。
タクシーでの移動中に街の風景を見ていましたが、ロックダウン中ということもありお店はほとんど営業していなかったですし、バンコク恒例の大渋滞にもハマることなく移動することができました。

そしてホテルに到着した時が結構辛かった…
私のイメージだと、通常通りフロントでチェックインを済ませて部屋に移動するものかと思っていたので、最後に外で一服をしようと思っていました。しかしいきなりホテルの立体駐車場でPCR検査を行い、そのまま空を見ることもできずにAQ専用のフロアで入室の手続きをしました。スタッフの方に「最後にタバコを1本外で吸わせ欲しい」と懇願しましたが、これはNGでした。

まず入室手続きをするカウンターで、到着したその日のランチと夕食、そして翌日のモーニングのメニューを選びました。The Landmark Bangkokはアジア料理と西洋料理、日本食の中から選択することができます。

そしてホテルのLINEアカウントと、ホテルが提携している病院のLINEアカウントを友達追加しました。

●ホテルのLINEアカウント

The Landmark BangkokとのLINE画面

●病院のLINEアカウント
滞在期間中のやりとりは全てLINEで行い、提携病院とのLINEでは朝と昼過ぎに体温計の写真を送ることになっています。

体温計

ホテルのLINEは、氷が欲しい時や水のペットボトルを追加して欲しい時のやりとりで使用します。
これにてチェックインの手続きは終了です。

絶対にこのホテルにするべき!超おすすめホテルの紹介

The Landmark Bangkokからの景色

さて、ここで私が今回14日間の隔離生活だけでなく、気に入りすぎて隔離後も延泊することにした超絶おすすめのホテルThe Landmark Bangkokについて触れたいと思います。

最高の建物

The Landmark Hotelはタイ国内企業が運営している歴史ある5つ星ホテルで、ロビーは広々としたゴージャスな空間になっています。1階にはスタイル抜群なスタッフさんが揃っているラウンジがあり、早朝ここでコーヒーを飲みながら読書をするのが大好きな時間でした。ちなみに地下フロアも近々改装し、多くの飲食店が入るそうです。

もちろん客室もゴージャスで清潔感があります。バスタブが用意されていたので、日本から持ってきた入浴剤を入れて音楽を流しながら、ゆったりと読書をするのも本当に素敵な時間でした。隔離期間中の部屋には電子レンジがあったので、サトウのごはんやレトルトカレーを温めることもできました。

最上階にあるラウンジも忘れてはいけません。バンコクの街を大パノラマで見渡しながらのモーニングは至福の時間になること間違いなしです。特にカリカリに焼いたベーコンとオムレツが特におすすめです。
今回は利用できませんでしたが、プールやフィットネスジムもあるようなので、長期滞在の場合でも運動不足とは無縁です。

最高の立地

最寄駅はBTSのNana駅で、駅から徒歩2分ほどのところにあります。Nanaというエリアは日本でいえば歌舞伎町のような街。世界的にも有名な歓楽街で、バンコクのナイトライフを存分に楽しみたい方にとっても最高の立地です。アステルバンコクのオフィスの最寄駅、Asokまで1駅なので、今後も出張の際は必ずこのホテルに宿泊することを誓います。ちなみに私はホテルからオフィスまで毎回バイクタクシーで移動をしていました。

最高のサービス

そして何よりもスタッフの方々のパーソナリティがこれまで宿泊したホテルでNo.1!みんな明るくて誠実できめ細かいサービスをしてくださいます。特に感動したのは、次の4つ。

1.思わぬおもてなし
隔離後の部屋に電子レンジがなかったので、サトウのご飯とカレーのルーを温めて欲しいとお願いしました。すると、わざわざ白いお皿にご飯とルーを入れてくれたうえ、皿に被せるクローシュ(銀の蓋)までつけて運んできてくれました。

2.コンシェルジュの神対応
帰国する72時間以内にタイでPCR検査をして陰性証明書を入手する必要があるのですが、病院の予約が大変そうだったのでコンシェルジュに予約をお願いしました。すると快く予約を代行してくださいました。本当にありがとうございました。

3.最終日の粋な計らい
隔離生活最終日の夜ご飯はワゴンでコース料理が運ばれてきたのですが、思わず泣いてしまいそうなくらい感動しました。14日間の隔離生活を労ってくれるような心遣いに本当に感動しました。また、翌朝に一度AQの部屋をチェックアウトし、別の部屋にチェックインする手続きをしたのですが、その時対応してくださった女性スタッフから「お疲れ様でした」的な言葉をかけられた時も感動的でした。このスタッフは滞在中何度も「調子はどう?」と声をかけてくださいました。

4.日本人スタッフの吉田さん

The Landmark Bangkokの吉田さん

予約の時から様々なサポートをしていただきました。隔離中に電話をかけてくださり、話し相手になってくださったり、ソーダを差し入れしてくださったり、本当にお世話になりました。
また隔離生活が明けてからランチもご馳走になりました!ホテルの地下にあるレストランで食べたシーザーサラダとカルボナーラ、本当に美味しかったです。14日間の隔離生活が不安で仕方なかった私にとって、吉田さんの存在が本当に心強かったです。本当に本当にありがとうございました。

14日間の隔離生活に耐えるべく用意した持ち物&サービスのご紹介

タイ隔離生活の持ち物

超アウトドア派であるうえに、これまで入院もしたことがない私にとって、14日間も外に出られないというのは本当に不安で苦痛でした。精神的におかしくなってしまうのではないかと思い、”いかに日常と変わらず生活をすることができるか”に重点をおいてアイテムをかき集めました。これから隔離生活をする方は是非参考にしてみてください。

息子も嫁もいないので、朝と夜に大量の自由時間を設けられるのは、少しだけワクワクしていました。いつもは手にとることがないであろうタイトルの本もこの機会に読んでみようと思い購入しました。かなり読み飛ばしてしまう本もあったので、これだけでは足りなかったくらいです。ビジネス書ばかりだと嫌になりそうだったので、「モダンリビング」という豪邸を紹介する雑誌も持って行きました。

入浴剤

バスタブが部屋についていることがわかっていたので、入浴剤を持って行きました。今回購入した「日本の名湯」はかなりおすすめです。別府温泉や山代温泉など、日本の有名温泉地のお湯に浸かっている気分にさせてくれるものです。効果効能はよくわからないですが、どれも香りが本当に良かったのでリラックス効果は抜群でした。日本っぽさを感じられるのも良かったです。

食糧品

・サトウのごはん25食分
・永谷園の味噌汁10食分
・お茶漬け海苔8食分
・サバ缶3つ
・ごはんですよ
・なめ茸
・鮭フレーク2つ
・やきとり缶6つ
・タバスコ1本
・カップやきそば2つ
・カップ蕎麦3つ
・カップラーメン2つ
・レトルトカレー/ハヤシ8食分
・インスタントコーヒー1瓶
・キットカット

おつまみ

・ドリトス2袋
・サルサソース1瓶
・するめいか7袋
・カルパス3袋
・チータラ3袋

内緒の飲み物

・AQホテル滞在中はアルコールを飲んではいけないことになっています。
※ビールは飛行機の気圧で爆発するので持参しないように

洗面所で使う系

・洗顔料
・化粧水
・歯磨き粉
・歯ブラシ
・舌ブラシ
・フロス
・ヘアワックス
・ヘアトリートメント
・香水

薬系

・EVE
・パブロン
・湿布
・休足時間
・メンタルやばくなった時に飲む漢方2種

その他

・綿棒
・ゴミ袋
・体洗うタオル
・C-PAP

Nord VPN

海外からNetFlixやDAZNなどを見る場合、VPNというものを利用して日本のサーバーにアクセスする必要があります。私はNord VPNというものを契約しましたが、NetFlixはVPN経由でも海外からは視聴することができませんでした。今回、NetFlixで見たかったのは東京リベンジャーズだけだったので、滞在期間中はAbemaTVで見ていました。DAZNやスカパーは問題なく視聴できました。
Nord VPNの契約方法や解約方法については別記事でご紹介します。

Skype

オンライン電話の先駆け的存在であるSkype。海外から固定電話や携帯電話に発信をするならSkypeがベストでしょう。LINE通話だけで問題ない方は良いのですが、私の場合は取引先企業とのやりとりで携帯電話や会社の電話にかける必要がありました。この際docomo回線国際電話を長時間すると、通話料が高額になってしまうのでSkypeを契約しました。
Skypeの契約方法や解約方法については別記事でご紹介します。

Grab

東南アジアでタクシーの手配やフードデリバリーサービスを利用するのに必須のアプリです。インストールしていない人は必ずインストールしておくことをおすすめします。

foodpanda

Grabでデリバリーができるお店とは違うお店が掲載されています。日本でもfoodpandaは利用できるのでインストールをしておくと良いでしょう。

持って行けば良かったと後悔したもの

・ポータブルスピーカー
・日本茶
・カップ野菜スープ
・ビタミンサプリ
・鼻毛カッター

コロナ禍タイ出張!14日間の隔離生活スタート

隔離生活中は基本的には仕事ばかりをしていました。日本とバンコクの時差は2時間なので、日本時間で10時からの会議はバンコクでは8時から開始ということになります。すると必然的に早起きをする必要があるので、夜更かしをすることはほとんどありませんでした。また社員が終業する時間も18時〜19時ころだったので、夕方16時〜17:00には暇になる状況でした。夕方以降の時間を、なかなか手をつけられていなかった資料作成の時間や読書の時間にあてることができたのでその点は良かったです。

結構辛かったのは土日です。平日は打ち合わせをして気が紛れるのですが、土日は時間を持て余すことが多かったです。ここでも読書をしたり仕事をしてみたり、YouTubeを観たり、筋トレしてみたりとどうにか時間を潰すことに必死でした。

スタバでデリバリー

 

休日の夜は友人とオンラインで麻雀をしていました。タイにはUberEatsがないのですが、Grabやfoodpandaというデリバリーサービスがあるので、それを利用してスタバのコーヒーやドーナツをデリバリーしていました(東南アジア発のGrabが強すぎてUberは撤退しました)。
さらにバンコクで飲食店を経営している友人もいたので、友人にLINEしてデリバリーしてもらいました。

デリバリーをしてくれた友人のお店紹介

ICHIGO’s dining
日本人の方から、ハンバーグが美味しいと有名です。
隔離明けにも何度も通ったのですが、ここのサラダドレッシングは絶品でした。

肉々亭
A5の宮崎牛を使用した、すき焼きとしゃぶしゃぶが楽しめます。
バンコクで流通している和牛は「バンコク和牛」という和牛なのかそうじゃないのかわからない和牛なので、本当に美味しい日本の和牛を食べられるお店は本当に貴重な存在です。

Shirokumaya CAFE
タイの著名人もよく訪れるカフェです。高級生食パンが大人気のお店で様々な現地メディアやインフルエンサーにも紹介されているそう。最近ではマリトッツォも爆発的な人気です。

北海道しろくま屋
バンコクでは珍しいジンギスカンが食べられる人気のお店。私もまだ行ったことがないのですが、次回は必ず行ってみようと思います。

コロナ禍タイ出張!隔離生活終了

ついに14日間の隔離生活が終了です。AQプランのチェックアウトを済ませて通常の宿泊プランでチェックインを済ませます。その後、最上階にあるラウンジでモーニングをいただきました。ここで初めて吉田さんとご対面。ずっとメールと電話のやりとりだけでしたので、お顔を拝見したことがありませんでした。吉田さんとコーヒーを飲みながら隔離生活中の思い出話をしました。

そしてついに外に!!!
まず1番にやりたいことは、ただ単純に外に出て風と太陽を感じること。ずっと外に出ていなかったので、気温もわからなかった状態でした。外に出て久しぶりに風と日光を浴びながらの一服は本当に最高でした。
人間、日光浴をするとパワーがみなぎってくるものです。すぐに友人と合流するために電車にのって移動を開始しました。駅の階段を上ったのも感動の一コマ。14日間も階段の上り下りをしないということも珍しいですよね。

コロナ禍タイ出張!外に出たらまずやること

これから外で生活するうえで必ずやっておきたいことは、当たり前ではありますが次の2つです。具体的なお店も紹介しますので参考にしてみてください。

エクスチェンジ

まずはエクスチェンジでしょう。ホテルの近くにVASU EXCHANGEという換金所があります。ここはバンコクの中でも良いレートで換金してくれる場所なのでThe Landmark Bangkokに宿泊した方であれば、まずVASU EXCHANGEに行くことをおすすめします。

SIM購入

その次にSIMカードの購入です。
通常のバンコク渡航であれば空港でSIMを購入できるのですが、コロナ禍ということもあり空港のお店はほとんど営業していません。隔離期間中はホテルのWi-Fiがあったので通信に問題はなかったのですが、外に出てから携帯を使うためには現地でSIMを購入するのがベスト。ネットが使えないとGrabでタクシーを呼ぶこともできないですからね。私はAsok駅直結のTerminal21という商業施設の6階にあるAISというショップで購入しました。

意外と快適?だった隔離タイ出張

14日間の隔離生活はThe Landmark Bangkokで過ごす場合、何の問題もありません。大量に購入していった日本食もほとんど食べきらずに現地の友人にあげました。料理も問題ないですし、想像よりも遥かに快適に過ごすことができます。

日本で生活をしていたらなかなか14日間も1人で過ごすことはできないと思うので、良い機会と捉えて読書や勉強の時間にあてられるチャンスと考えると良いかもしれません。
数あるホテルの中から偶然出会ったThe Landmark Bangkokでしたが、本当におすすめなので是非みなさんも利用してみてください。
Have a good trip!

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投稿者プロフィール

TAKAHASHI
TAKAHASHI
株式会社アステルの社長。これまで数多くの大手企業・行政組織の広告コンテンツ制作事業を行ってきた。現在は自社プロダクトであるフリーランスマネジメントシステム「Travel Worker」を成長させることに熱狂している。

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