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30代からWebライターに挑戦!未経験が高単価な案件を獲得するコツや単価アップの交渉術

先日、筆者と同じ30代の友人が「Webライターを始めてみたいのだけど、未経験だと難しいでしょう?」と聞いてきましたが、すぐに「そんなことはないよ」と答えました。本当にやるだけなら、未経験でもすぐに始められるためです。

しかし未経験者が望むだけの金額を稼ぐようになるまでは、決してラクではありません。そして効率よく稼ぎたいのであれば、高額案件の獲得を目指すのが無難です。今回は、未経験でWebライターを始めた人が高額案件を獲得するまでの方法について、Webライター5年の筆者がご紹介します。

未経験Webライターが高額案件を獲得するコツ

未経験でWebライターを始めてまだ日が浅い場合、文字単価が1円にも満たない方も少なくないようです。どうすれば1円の壁を超えて憧れの高額案件を獲得できるのか、ここでは経験から学んだコツをご紹介します。

ライティング以外のスキルを学ぶ

高額案件は文章力だけで獲得できるとは限りません。ライティング以外の部分が評価されて、文字単価アップにつながることもあります。たとえば、「構成も作ってくれるから」「返信·納品スピードが早いから」「量産してくれるから」といった理由から、単価が上がる可能性も考えられます。

それ以外にも「SEO対策ができる」「WordPress入稿ができる」なども、よくある文字単価アップの理由です。筆者の場合は絵が描けて少し凝ったアイキャッチ画像が作れることから、単価アップに繋がった経験があります。とはいえ、絵が描けることやSEO対策などには技術が必要です。一方で、返信・納品を早くすることに特別なスキルは必要ありません。

意外にも、この「レスポンスの早さ」が評価されて文字単価がアップしたライターは多くいます。「ライティング以外に武器がない」と思う人は、まずは即返信・即納品を目指してみましょう。

医療·金融·不動産関連の執筆経験を作る

医療・金融・不動産関連のWebライティングには高額案件が多いです。高単価の仕事を請け負っているライターの多くが、この3つのどれかに属しています。

元々これらの業界にいた人であればラッキーで、そう遠くないうちに高単価獲得に繋がるでしょう。そうでない人は、まずはこういったジャンルでの執筆経験を作るのがおすすめです。クラウドソーシングのタスク案件にこれら3つのジャンルを見かけたら、積極的にチャレンジしてみましょう。

専門ジャンルに特化する

「このジャンルの記事を書くなら、ぜひこの人に」という存在になれると、高単価の仕事に出会いやすくなります。

筆者の場合、インテリアジャンルに特化したライターとして売り出しています。現状、インテリアジャンルで獲得している最高単価は1文字6円です。インテリアジャンルを選択した理由は、「元々インテリア関連のメーカーに勤めていたこと」と「インテリアが趣味だから」という単純なものでした。

「経験がある」「好き」などから、自分の専門ジャンルを作ると良いですよ。

クラウドソーシング以外で仕事を探す

初心者Webライターの場合、案件獲得の場にクラウドソーシングを選択している方が多いかもしれません。クラウドソーシングで募集しているタスクやプロジェクトの場合、母数は多いですが高額案件の仕事は少ないです。さらに手数料が引かれてしまうため、提示されている金額より手取りが低くなることも。

高額案件を狙うのであればクラウドソーシングという枠を抜けて、別の場所で直接依頼の仕事を探してみましょう。たとえば「Wantedly」ではWebライターを募集する企業と直接繋がることも可能です。

そのほかにも「Webライター 募集」で検索をかけるのも良い方法です。ライターを募集しているメディアがたくさん出てきます。書きたいジャンルがあれば、「インテリア Webライター 募集」といったように、ジャンル名を追加して検索してみてください。

クライアント側から声がかかるライターになる

筆者の場合、高額案件はすべてクラウドソーシングを通じて、先方から声がかかって獲得したものです。クライアント側から依頼をされる案件は、高単価であったり交渉がしやすかったりします。

声がかかるライターになるには、やはり専門性のあるライターになることが大切です。さらに、筆者がした工夫は「特定ワードで検索した時、上の方に表示されるライターになる」というもの。これはクラウドソーシングでも、Googleの検索画面でも同じです。

ABテストを繰り返すことでどうにか上位表示を果たした結果、声が頻繁にかかるようになりました。クラウドソーシングならプロフィールをいじくり回したり、Google検索ならブログを立ち上げたりして、上位表示に食い込めるようになりましょう。

単価交渉をする

高額案件獲得で1番手っ取り早いのが、単価交渉です。しかし単価交渉は闇雲にすればクライアントからの信用を失いかねない諸刃の剣。慎重にならなくてはなりません。

親しいクライアントだから大丈夫であろうと単価交渉をした結果、微妙な関係になって継続を切られてしまった、というWebライターに出会ったこともあります。

単価交渉を成功させるポイント

Webライターを続ける以上、いずれ単価交渉に挑戦する時がやってきます。単価交渉を成功させるためには、段階を踏むことが大切です。まず、クライアントがどんなWebライターになら単価を上げても良いと考えるか、想像してみましょう。

「文章が丁寧できれい」

「反応が早い」

「修正にもすぐに応じてくれる」

「詳しい内容が書ける」……

単価アップ材料になりそうなスキルが自分にあれば、それを武器にして交渉に進んでみてください。

交渉の仕方ですが、上から目線はNGです。「書いて欲しければ単価上げなさいよ」なんていうライターに、これからも仕事を続けて欲しいなんて思わないですよね。

筆者の場合、まずは感謝の内容を伝えるようにしています。その上で、「今後も役に立ちたいけど仕事の依頼が増えてきている。今の金額では御社に充分な時間をかけることが困難だ」という旨を伝えます。

ここで注意したいのが、「単価を上げてくれないと辞めちゃうよ」というのを匂わせないことです。単価交渉は脅しではありません。あくまで前向きに検討をしてもらうようにします。

そして単価アップしてくれれば、発生するメリットを伝えます。「単価が上がれば、時間をかけた濃い記事が製作できる」「御社を優先できるから、納期も早くなる」などです。

Webライターとクライアントは対等な立場です。どちらかが我慢をする関係は望ましくありません。単価交渉は双方にwin-winになることをアピールしましょう。

未経験Webライターの注意点

ここまでの高額案件を獲得する方法を試しても、思うように収入が伸びず、悩んでしまう方も少なくないでしょう。思い当たる方は、「経験の浅いライターあるある」の失敗をしているのかもしれません。

初心者アピールはNG

「初心者だけれど一生懸命がんばります!」「初心者なため迷惑をかけてしまうかもしれませんが、精一杯ていねいな記事を執筆します!」……初心者アピールはWebライター界に限らず、どこの世界でも歓迎されない場合が多いです。依頼側からすれば、経験の浅さは不安材料になってしまいます。

クライアントに迷惑をかけないよう事前通告をする気遣いも大切ですが、あえて自分の弱点をさらけ出す必要はありません。提案文の初心者アピールはもちろん、仕事を依頼される場であるSNSやクラウドワークスでのアカウント名にも、「初心者」の文字は入れない方が良いでしょう。

基本の文章力は必須

Webライターとして高単価を狙うのであれば、基本の文章力は必須です。中には「文章力ではなく、知識や経験を武器に高額案件を獲得できている」という人もいます。しかしよほど豊富な知識・経験でない限り、「文章力はなくて良い」と考えてくれるクライアントは少ないです。

文章力は単価アップのベースになります。しっかり磨いておきましょう。

文字単価に捉われすぎないことも大切

Webライターとしての高収入=高額案件、が絶対ではありません。

たとえば筆者の場合、文字単価6円の仕事はリサーチに時間がかかります。サラサラッと書ける文字単価2円の仕事を数多くこなしたほうが、効率が良い場合もあります。

稼いでいるWebライター=抱えている案件すべてが高単価、ということは少ないです。高額案件が必ずしも収入を増やすとは限らないため、仕事内容とのバランスを考えて請けましょう。

未経験のWebライターが高単価の案件を獲得するのは、とても大切です。しかし、Webライターとしての努力や勉強を怠れば、いくらその場で高額案件を獲得できても、次の仕事には結びつかない可能性があります。

1歩1歩着実に努力していれば、高単価の仕事は向こうから舞い込んできます。まずは焦らずじっくりと、自分の能力磨きに時間をかけましょう。