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忙しすぎて無理?リアルな在宅ママライターの1日!主婦業&仕事&育児を両立するコツ

「在宅でお金をもらえるっていいよね」「子供が熱を出したり寝込んだりしても、すぐにお迎えにいけるんでしょう?」「昼間がんばらなくても夜がんばればいいとか、時間の融通が利くのは便利だよね」

在宅ママライターを始める前は、筆者もそう思っていました。しかしいざ在宅ママライターになってみると、想像もできなかった忙しい日々。

そこで今回はママさんライターの始業を検討している方向けに、在宅ママライター5年選手であり一般的なママさんライターである筆者の、1日のタイムスケジュールをご紹介!これからママさんライターを始めようと考えている方は、この記事で今後の生活イメージをつかんでいただければ幸いです。

【5:00~】起床&朝の仕事

朝の5時には目覚ましをかけてシャワーを浴び、アイスコーヒーを淹れます。お気に入りの部屋で、鳥の声と木々のざわめきを聞きながら執筆を開始。

1日のうちで唯一、優雅に過ごせる時間です。6時半ごろには1本分の下書きを終えて、朝食の準備を始めます。

【7:00~】子供たちが起床

子供たちの起床です。「眠い」「行きたくない」とどうにか休む理由を探す子どもたち。彼らが学校・保育園に行ってくれないと仕事が出来ず困るため、テンションアップのために尽力します。

朝食はパン・おもち・お茶漬けと子供たちの好物を選び、昨夜の残りのお味噌汁とゼリーやクッキーなど、ちょっとしたデザートをつけるのが日課。朝は忙しく洗い物もめんどうなため、火を使った調理はほとんどしません。

ちなみに夫は朝食を食べずに朝の7時ごろ出勤、私はプロテインが朝食代わりです。小学校へ通う長男が家を出たあと、次男を保育園に送ります。

【8:45~】家事開始

次男を送ったあとは家事タイム。掃除・洗濯・夕飯の下準備はこの時間に終わらせてしまいます。筆者の場合は夕方になっても仕事が終わっていないことが多く、さらに家事もできていないとなると、自分を責めてしまう傾向にあります。

そのため仕事が終わらなかった自分に自分が責められないよう、家事は仕事前に済ませるのが日課です。

【10:00~】仕事開始

家事が終わったら再び仕事開始。まずはメールチェックを済ませます。メールが終了したあとの仕事内容は日によって違いますが、筆者の場合は下記の仕事がメインです。

・リサーチ

・執筆

・修正

・他ライターのディレクション業務

・イラスト作成

リサーチや修正といった下準備・後処理に丸一日使ってしまう日もあり、「今日は1円も発生しなかったな……」と嘆くこともあります。とはいえ執筆の下準備であるリサーチや悪いところを見つけられる修正は、この後の創作において大事な部分です。

下積みがしっかりできていると、いざ制作に入ったときにスラスラ手が動くため、時給が5,000円を超えることもあります。とはいえ1円も発生しない日もあるため、平均時給はずっと低いです。

【12:00~】昼食・軽い運動

忙しいとつい昼休憩を逃してしまうこともありますが、基本的に12時にはお昼を食べます。メニューはインスタントラーメンがほとんど。体のことも考えて、野菜を多めに入れます。

基本はパソコンの前で食事です。食べながらも仕事の手は休められません。食事が終わったら、軽く運動をします。在宅ライターの敵のひとつが、運動不足。集中し始めると立ち上がるのはトイレに行く時ぐらいなため、体を動かす機会はほとんどありません。

こんな生活をしているとあっという間に太っていくため、無理やりでも体を動かす時間を作っています。私が取り入れているのは、踏み台昇降です。映画やアニメを見ながら行います。

【13:00~】仕事再開!オンラインミーティングor取材

午後はオンラインミーティングやオンライン取材が入ることもあります。なるべく子どもがいない時間の開始を希望するのですが、先方の都合が悪く子供の帰宅後にミーティングや取材が始まるケースも少なくありません。

その場合、子どもには邪魔をしないようによく言い聞かせ、先方にも「子どもがいるので中断する可能性があります」と伝えたうえで実施します。ミーティングや取材の前後、時間があれば午前同様に仕事の続きをします。

【15:30~】小学生の長男が帰宅

この時間帯から、少しずつ忙しくなっていきます。小学生が帰宅すると、まとわりつき&おしゃべりタイムの開始です。話に飽きると宿題もやらずにswitch。

「宿題をやりなさい!」と叱りながらも、仕事の手を止めるわけにはいきません。しかしゲーム音や彼のプレイ中の独り言が気になり、格段に集中力が下がります。

そんなときは仕事を一度諦めて、洗濯物をしまいに向かいます。洗濯物をしまうと、再び仕事再開。とはいえ小学生がいるためしっかり集中することはできず。

【16:30~】習い事の送迎・作業

子どもの習い事がある日は、送迎をします。

ノートパソコンを片手に車に飛び乗り、到着して子供を降ろしたら、近くのカフェかそのまま車の中で待機。家に戻る時間が惜しいため、外で仕事の続きに取り掛かります。

【17:30~】買い物&お迎え

習い事が終わった長男をピックアップし、そのままスーパーに行って買い出し。基本的に食料は5日分くらいまとめて買うのですが、食パンや牛乳、卵など日用品が切れてしまうことがあるため、結局買い物が必要になる日も多いです。

買い物を終えたら保育園に通う次男のお迎え。18時から延長料金が発生するため、保育園の駐車場に車を止めたらダッシュです。

【18:00~】夕飯の支度&育児

1日の間でもっとも忙しい時間の始まりです。

夜ご飯は一汁三菜、野菜多めのメニューを心がけているものの、お惣菜や冷凍食品が混ざることもあります。ついでに夫の翌日のお弁当に入れるおかずもつくります。

子どもたちを風呂に入れて、出てきた子どもの体を拭いてアトピー肌用の薬を塗って、朝のうちに仕込んでおいた食材で調理開始です。朝に下準備を済ませていた自分を、心底褒めたくなる瞬間です。逆に、下準備ができていないときは朝の自分を恨む瞬間になります。

料理をしている最中には、クライアントからチャットが入ることも。手が離せないときは「あとで詳細確認して返信します!」とだけ送信。そっけないようですが、クライアント側からすれば無反応よりもよっぽど良いそうです。

ごはんを食べ終わって片付けを終えたら、自分のお風呂タイム。

【21:30~】寝かしつけ

お風呂から上がって子どもの歯ブラシをしたら、寝かしつけをします。寝かしつけをしている最中は布団の中で子どもたちから見えないように、スマホを操作。

記事のリサーチやクライアントから来ていたチャットの詳細チェックをします。うっかり気を抜いて寝落ちをしてしまうこともあり、その場合はそのまま1日が終了……なんてことにはなりません。

まだやることがあるため、寝落ち防止にアラームを22時半にあらかじめセットしておき、寝落ちした自分を叩き起こします。

【22:30~】夜の仕事開始

子どもを寝かしつけたあとはいつの間にか帰宅し、ごはんを食べている夫と軽く雑談をします。雑談をしながら記事に挿入するイラストや表の作成といった、手作業がメインの仕事をします。

ライターには「夜のほうが捗る派」と「朝のほうが捗る派」がいるようですが、筆者は夜はなるべくゆっくりしたいタイプなため、夜に頭を働かせる仕事はあまりしていません。

ライターによっては、22時半の夜の部からが本番という人もいるようです。

【24:00~】就寝

長かった1日が終わり、布団に入るのは24時前後です。

睡眠時間は5時間ほど。「結構寝ている」と感じる人もいるかもしれません。しかし1日のうち19時間は、ほとんど働きっぱなしです。さらにいうと、子どもが熱を出すといったイレギュラーな出来事があれば、1日の計画に大きなズレが。フリーランスの場合、自分の仕事の補填は自分しかできないため、穴を開けるとあとでツケが回ってきます。

もちろん、すべての在宅ライターが私のような生活をしているわけではありません。しかし子供を抱え、ワンオペで育児をするママさんライターはおおよそ同じ状態の人が多いようです。

さらに、家族や自分自身が持つ「家にいるのだから家事をしっかりしていなくてはいけない」という枷に囚われ、仕事と家事に追い詰められるケースも少なくありません。筆者自身、気づかないうちにストレスを溜め込んで爆発してしまうこともあります。

在宅ママライターの参入は難しいものではありません。しかしライターとして収入と生活のバランスを安定させるのはラクではなく、大半が目標に辿り着く前に挫折をしてしまいます。自分のキャパシティーをよく知り、無理のない範囲で仕事量を調節することが、在宅ライターを続けるコツです。