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「旅行好き」を活かせるのはライターだけではない!トラベルライターを目指す前に知っておくべきこと

旅行をしながら記事を書く、トラベルライター。旅行が趣味の人は、趣味を楽しみつつ自由に働けるトラベルライターに憧れを抱きますよね。実際に「旅行好きを活かして記事を書きたい」とトラベルライターを目指す人は多く、後を絶ちません。

しかし、トラベルライターはただ単に旅行が好きなだけで始めるには、大変なことがたくさんあります。今回はトラベルライターになる方法や適性など、その実態をご紹介します。トラベルライターを目指す前に、トラベルライターとは何なのかを今一度確認しておきましょう。

トラベルライターの仕事とは

トラベルライターは、主に旅行雑誌や旅行メディアで記事を執筆しているライターです。主な仕事は旅先のおすすめスポットやプランを紹介する記事を執筆することですが、記事の構成を提案したり現地の人に取材を行ったり、写真を撮ったりといった作業も同時に行うことがあります。

旅行系の記事でなくても、旅行をしながらライターとして仕事をしている人をトラベルライターと呼ぶこともあります。

今回の記事ではトラベルライター=旅行記事を書くライターとしてご紹介します。

トラベルライターになるための3つのポイント

トラベルライターになるには何から始めれば良いのでしょうか?
ここでは、実際にメディアに寄稿できるトラベルライターになるために、事前にやっておくと役に立つことを3つご紹介します。もちろん「これが正解」というわけではないので、自分なりのやり方を模索することも大切です。こちらで紹介する内容を参考に、色々とチャレンジしてくださいね。

ライターの仕事を始める

まず旅行の記事に関わらず、ライターとして仕事を始めてみましょう。文章を書くことは、日本語を扱うことができれば誰でもできますよね。しかし、メディアごとに定められたルールに対応する柔軟さや、誰が読んでも分かりやすいように書く気遣いなど、「書く力」以外にも求められる能力が多くあります。書くことの難しさや奥深さを痛感するはずです。

最近では、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスを利用すれば、誰もが簡単にライターの仕事を受注することができます。まずは実際に記事を書いてみて、記事の基本的な構成や書き方を理解しましょう。記事を書くという経験や実績を積んでおくことで、書きたいメディアで採用される確率も高まります。何から始めれば良いか迷っている方は副業でライターを始めてみるなどして、記事を書くことに慣れておくことをおすすめします。

旅行ブログを始める

どうしても旅行記事を書きたい方は、個人で旅行ブログを開設するのも良いでしょう。すぐに収益を出すことは難しいですが、ブログを始めるだけなら費用もかかりませんし、自由に自分が書きたいスタイルを模索することもできます。

「note」や「はてなブログ」など、アカウント登録をすることで気軽にブログを開設できるサービスは複数あります。実際に旅行ブログを書いているブロガーを参考にしつつ始めてみるのも良いですね。

ここで注意すべきなのは、単に旅行ブログを書くだけではなく、読んだ人が「行ってみたい」「楽しそう」と思える情報を盛り込むことです。読み手のことを考えて、目的を持ってブログを運用すれば、きっと大きな力になるはずですよ。

得意ジャンルを見つける

ただ単に旅行好きという理由でトラベルライターを目指す人は多くいます。そのため旅行好きだけが強みだと、埋もれてしまう可能性が高いです。

旅行といってもジャンルがありますよね。「国内旅行か海外旅行」といった具合に、人それぞれ好きな旅行のスタイルが違うはずです。そのため、旅行が好きという強みだけだと「この人は普段どんな場所に旅行に行って、何をするのが好きなのか?」が分からず、依頼もかけにくいのです。

旅行好きが軸にあるのであれば、そのほかの得意ジャンルを探してみましょう。たとえば「毎月2回は京都に行く」とか「寺社仏閣巡りが好きで鎌倉のお寺は全て制覇した」など、具体的な強みがあると分かりやすいですよね。
「お酒が好き」や「アニメが好き(聖地巡礼)」など趣味を旅に絡めて強みにすることも可能です。実際に自分の旅行スタイルを思い返してみて、何かに特化したアピールができると良いですね。

トラベルライターの適性

トラベルライターの適性とは

トラベルライターに求められる能力は、文章能力や旅行が好きな気持ちだけではありません。ここでは、トラベルライターに必要な能力や適性について紹介します。

企画提案ができるか

トラベルライターとして活動するには、旅行をして記事を書くだけでなく企画案を考える必要もでてきます。その際に今はどんなスポットが話題なのか、どんな旅行プランが人気なのかなど、世間の流行や話題を意識して企画を考える必要があるので、常にアンテナを張っておく必要があります。
メディアの意向に沿うことも重要で、メディアが定めるターゲットにあったトレンドから企画を出さなければなりません。
「記事を面白くしよう」「読み手が欲しい情報を記事にしよう」といった積極的な姿勢が求められるといっても良いでしょう。

現地の人とコミュニケーションをとることに抵抗がないか

旅行記事は観光地の様子や自身の感想を書くだけではなく、現地の人にインタビューを行い、聞き込みした内容を記事に落とし込む作業も発生します。そのため人とコミュニケーションをとることが苦手な方だと、取材が思うように進まず記事のクオリティが下がってしまうこともあるでしょう。現地の人に声をかけたり、気になることを質問したりすることに抵抗がない方であればトラベルライターの適性があるといえます。

継続して旅行に行けるか

トラベルライターは旅行ありきで記事を書くため、当然ながら仕事を続けるために継続的に旅行をしなければなりません。旅行が好きな方は「むしろ嬉しい」と思うかもしれませんが、旅行をして取材をして記事を書いて、という一連の作業は想像以上に時間と労力を費やします。さらに、予定が乱れたりハプニングに巻き込まれたりすることもあるでしょう。そのため、継続的に旅行ができるだけの体力や精神力が大きな鍵となります。

ライターになりたいのかを今一度考えてみて!

今回はトラベルライターになる方法と適性をご紹介しました。トラベルライターは魅力的な反面、単に旅行が好きなだけでは難しい仕事だということは理解していただけたでしょうか。
もちろん旅行好きであることも大切ではありますが、旅行が好きだからトラベルライターになろう、という感覚だけだと、想像以上に体力や精神力がいるため覚悟が必要です。

もし旅行が好きなのであれば、旅行好きを仕事に活かすよりも旅行をしやすい生き方・働き方を考えてみてはどうでしょうか。
たとえばWebデザイナーやWebエンジニアなど、頻繁に旅行に出かけたい方におすすめの職業はライター以外にもたくさんあります。旅行好きを活かしてやりたいことが本当にライターなのか、じっくり考えてみてくださいね。